最終更新日:2002/7/14
入り口の階段を降りるとミニ水族館があり、
その先にマングローブが植えられています。
潮間帯に育つマングローブをわかりやすく紹介するために、
水面下から見学できるようになっている点は
面白いなと思いました。
水面下のヤエヤマヒルギが 見えますね! 魚もたくさんいます! |
水面下から見たヤエヤマヒルギ (左の写真)は 矢印の方向から見たものです。 |
マングローブとしてはオヒルギ、ホウガンヒルギ、
ヤエヤマヒルギ、ニッパヤシの4種。
バックマングローブとして、サキシマスオウノキ、
オオハマボウなどが植えられていました
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−バックマングローブとは?−
ヒルギ科を中心とした純粋なマングローブの後背(陸側)に生える植物。
若干は海の影響を受けており、耐塩性があり、泥土にも
適応できるなど、マングローブの特色に当てはまる性質を持つ。
まさにジャングル! | 真ん中に細くて白い木が見えると 思いますが、 それはホウガンヒルギです。 Shigeyが家で栽培している1種 ですね!!! |
オヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ホウガンヒルギは
2、3mに育っており、ヤエヤマヒルギには
立派な支柱根が見られました。
但し、本植物園のNEWS(入り口に置いてあります。)によると、
まだ胎生種子を実らせたことはないとのことです。
オヒルギの葉です! | ヤエヤマヒルギの支柱根です! |
中央左寄りにニッパヤシが 見えますね! |
休憩所(レストランもあります。)を出たところに
鉢植えされたオヒルギ、ヤエヤマヒルギ、
メヒルギ、フタバナヒルギを
見ることができます。
ここでは一般家庭の敷地内等に池を作るための プラスチックで作られた型を利用して、 その中に鉢を入れ、水にひたひたの状態で 育てていました。 土壌は一般の園芸屋さんで売っている 赤玉土が中心のようでした。 |
中には写真のように 2m以上にも 生長したオヒルギがあり、 家庭栽培も環境さえ整えば 手間かけずに成功するん じゃないかと思いました。 鉢植えのマングローブに ついては、参考に なりました。 |
オオハマボウです。 |
サキシマスオウノキです。 サキシマスオウノキと言えば 大きな板根を 思い出される方が 多いかと思いますが、まだ 板根は見られませんでした。 |
熱帯植物園なので、その他の植物も当然、植えられています!
締め殺しの植物も熱帯地方では、 よく見られますね! アコウやガジュマルなど クワ科イチジク科の仲間は 「締め殺し植物」と 言われています。 写真で言うと真ん中の 黒くなっている木が 絞め殺された木です。 周りを覆っているのが 「アコウ」です。 |
−締め殺し植物の生長過程は?−
鳥などに食べられた締め殺し植物の種子は、
他の木の上に糞として落とされます。
木の上で発芽した種子は、光を求めて枝葉を
上に伸ばし、気根は地面を求めて伸びます。
根が地面に達すると、地中の水分や栄養を
吸収できるようになり、さらに速いスピードで生長します。
そして元あった木を覆ってしまうのです。
その木は同化作用をさまたげられ、枯死して
しまうわけです。
ヘリコニア・ロストラタ Heliconia rostrata ヘリコニアは 熱帯アメリカ などに数十種が 分布しています。 本種は最も美しいと 言われています。 |
カカオ Theobroma cacao カカオはチョコレートやココアの原料に なることから有名ですよね。 |
高温多湿な熱帯地域の中でも 標高1,000m〜2,500mの高所に 見られる「雲霧林」を再現。 ボルネオ島のキナバル山が モデルになっています。 すごく涼しくて夏は 気持ちいいですよ! |
食虫植物で有名な 「ウツボカズラ」 ウツボカズラの仲間は 東南アジアをはじめ、 オーストラリア北部、インド 東部からマダカスカルまで 広く分布しています。 中でも最も多くの種類が 分布しているのは、 ボルネオ島で低地から 3,000m以上の高地まで、 さまざまな種類が分 化・分布しています・ |
ハイビスカス Hibiscus 熱帯を代表する花ですよね! |
パイナップル Ananas comosus 世界各地で 栽培されていて、 国内では沖縄が有名 ですよね。 食べたい・・・(笑) |
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