里山仕事・しょんた塾について |
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「やま」「もり」「いきものたち」〜その2 |
「やま」は、まちのくらしの燃料である薪炭の供給源になり、伐りだし、加工、搬送をになう「さと」に現金収入をもたらしました。「やま」はかつてないほどに利用され、収奪ははげしいものでしたが、「やま」を利用するさとびとの知恵が、世界に例のない数百年にわたる持続的経営と、このくにの景観をもたらしました。休戦協定の担保であった留山、奥山は、賃仕事の場を提供してむらの経済をささえてきました。さとちかくでは、農閑期の労働を材への蓄積に転化し、不時の入り用、子弟の就学や冠婚葬祭をささえ、その針葉樹の良材・美林も薪、刈敷を採る山とはまた違ううつくしさを持っていました。 しかし、やまはいま、姿を変えようとしています。 |
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