Album Covers
JOHN MAYALL Rolling With The Blues
Shakedown Records (SHAKEBX116) 2003/11/10
5. Emergency Boogie Minneapolis '82.6.3
6. Rolling With the Blues Chicago '82.6.5
7. Howlin’ Moon Chicago '82.6.5
8. Room To Move Chicago '82.6.5
9. Sitting Here Alone Rome '82.7.12
10.The Stumble Lugo Italy '82.10.12
名義はメイオールのソロ名義となっているなんとも怪しい灰色アルバム。どこにもブルースブレイカーズの
名前は見つけることが出来ません。内容は2枚組で1枚目は72年と73年のフランクフルトのライヴが収録。
当然この時期のテイラーはストーンズの全盛期な訳で参加していません。・・・ので聞いてません(笑)
更に3枚目としてメイオールのインタビューを収録したDVDが付いています。変則3枚組ですな。
このインタビューは字幕なんか無いのでチラッと流し見したら延々とインタビューのみでした。
演奏シーンは無しで当然テイラーなんかも出てこないので俺にとってはあっても無くても同じですね。
装丁は紙製のボックスになっててスキャン画像見ても判るように新品で買ったにも拘わらず擦り傷が
ジャケを汚してしまっています(泣)インナーも紙のCDケースでブートの手法みたいだよ。
さてこの音源はメイオールの個人コレクションからお気に入りを寄せ集めたものです。
メイオールは録音マニアでとにかく音を残す人なんだそうな。
そして以前にも何処かに書いたけどストーンズ加入前のテイラーとジミヘンのセッションの模様を
テープに録音したんだけど火事で焼いてしまったんだと・・。 バカ!メイオール!
しかものうのうとあれは素晴らしい演奏だったとか言ってたよ(泣)
さて、テイラー参加の2枚目も実は1〜4曲目は80年の録音でギターはテイラーでなくJames
Quill Smithです。
ですからテイラー参加は5〜10曲目だけです。なんだかなぁ。
ただメイオールが厳選?しただけあってあって演奏はどれも素晴らしいです。特にテイラーのギターは爆発しています。
ホントなのよ。凄いんだから。唯一Room To Moveだけは謎のフェードアウトを遂げるけどその他は本当に素晴らしいです。
もうぼんやりしちゃうようなテイラートーンが全曲で聞けるのよ。圧巻はStumbleかな。フレディ・キングよりアルバート寄りな
テイラーだけどこいつは迫力もあるし演奏自体をテイラーのソロで完全にリードしています。
この頃のブルースブレイカーズの再結成ツアーは和気藹々で良い雰囲気だったんだろうなぁ。
こんな写真も載っていました。
ただ昔からあるビデオでもそうだったんだけど時々John McVieのおっさんがいなくなるんだよね(笑)
だからここでもSitting Here Alone/StumbleはSteve Thompsonがベースです。
こっちのがカッコよかったりしてなかなか複雑です(笑)
とにかく今まで聞いた事のないテイラーのブルージィなギター全編炸裂でしびれまくれますよ。
事実、このオイラが今さらながら再認識したものがありましたから。
ようするに結論はテイラーファンは曲数少ないけど絶対に買いなさいって事ですね。