天然鮎が高価なワケ(理由)・Q&A

Q.天然鮎が高価なのは、なぜ?
A.はい。諸経費がいろいろと掛かるからです。


Q.その諸費用とは?
A.はい。天然の鮎を釣るためには、まず
入漁料というものを、漁業組合に支払います。
  ・入漁料は、一シーズン分なら静岡市7000円。一日分なら1500円(前売券)。現場売りなら2500円を漁協に支払います。
A.次に、天然鮎を釣るためには、【
仕掛け代】が必要です。
  ・1セット分の本仕掛けが1900円。一釣行で使用する【掛け針〜予備針】が大体2000円〜2500円(6〜8セット分)掛かります。
A.天然鮎を釣るためには、次に、【寄せエサ=
コマセ代】が必要です。
  ・一釣行で、約600円のコマセ代(またはそれ以上)を使います。
  ・【付けエサ=針に刺すエサ】は一釣行分で、約200円です。
A.天然鮎を釣るためには他に、【
交通費=釣り場までのガソリン代】や【人件費=釣る労力】が掛かります。
A.その他にも、釣りに使用する用具(竿・タイツ・タビ他)の消耗費も掛かります。
  ・以上の諸経費を合計すると、一釣行で、10000円近く掛かる計算です。

Q.天然鮎は一日(約5時間の釣り)で何匹くらい釣れますか?
A.はい。川の条件の良いときで、(慣れた人で、小型鮎なら)100匹くらいでしょう。
  ・川の条件が悪いときは、半分くらいの釣果になります。
  ・平均すると、一釣行で80匹くらいではないでしょうか。(但し、鮎釣りの終期では30〜40匹が精一杯です。)
  ・鮎釣りに慣れていない人ですと、よく釣れる初期でも一日(5時間くらい)釣って、10〜30匹が普通です。これだと1匹当たりが相当高くつきますね。

Q.天然鮎の大きさは均一ですか?
A.いいえ。釣る川や、釣る場所、その川の条件によって鮎の大きさは変わってきます。
  ・小さい川の鮎は、大きい川の鮎に比べると、(平均して)小さめです。
  ・それから、一つの川でも、釣る場所によって、鮎の大きさは変わります。
  ・小さい鮎が集まっている場所は数が沢山釣れますし、大きめの鮎を釣ろうとすると数が減ってきます。これは鮎のナワバリの関係です。
  ・大きめの鮎は初期でも、一釣行(5時間)で40〜50匹くらいしか釣れません。(慣れた人!)
 
Q.総合すると結局、天然鮎は高価になるようですが?
A.はい。以上の説明でお分かりいただけますように、慣れた人でも割り算しますと、小さめの鮎(7〜9cm)で1匹120円(
当店30円)になります。
  ・「寿司ダネ」にも使えるような大きめの鮎(10〜12cm)ですと、1匹180円(
当店50円)になります。
  ・更に大きめの鮎(13〜20cm)は、1匹200円〜800円(
当店80〜350円)になります。それだけ、釣れる量が減るからです。
  ・養殖鮎とは違う、
天然鮎の価値を、どうぞご理解ください。

Q.「干物」や、「うまい焼き」や、「レモン煮」あるいは「昆布巻き」に仕上げる【調理代】は?
A.はい。頂いておりません。当店は鮎大好きの皆さんに、お安くご提供することを喜びとしております。
  ・最低限の食材費(昆布・調味料等)以外は頂きません。【造る=調理代】は頂いておりません。
  ・ですが、送料・代引手数料は申し訳御座いませんが、ご負担をお願いいたします。

Q.上記の、諸計算と、販売額が違う(販売額のほうが安い)ように思うが?
A.はい。実質計算額(販売額)は、上記の諸計算よりお安くなっております。【人件費=労力】と【用具の消耗費】は【私の楽しみ代】として減額計算しているからです。
  ・私は鮎釣りが大好きで、大漁のとき、昔からその鮎を皆さんにお分けしてきました。人件費などは頂かなくて結構です。

Q.「味付け」などを頼んだ場合、引き受けてもらえますか?
A.はい。一度ご注文をいただいたお客様には、【前回の味】と比較して、それより濃いのか薄いのか、味のご指定をいただけます。

  ・オーダーボードにその旨、記入していただければ、鋭意努力いたします。

Q.「干物の、干し加減」なども、細かく指定(指示)できますか?
A.はい。「完全干し」か、「生乾き干し」か、「その中間の干し具合」か、仰っていただければ、何れのご要望にもお応えいたします。

Q.では、天然鮎を購入したいので、詳細を見せて欲しい。
A.はい。こちらのページで、詳細をご覧になれます。…☆「生鮎」〜加工品(干物・うまい焼き・レモン煮等)が揃っています。是非どうぞ!…☆
A.天ぷら・塩焼き・その他各種料理のページはこちらです。


※)上記以外の疑問点・ご質問は、鮎のご注文時に、オーダーボードにお書きください。商品発送時にメールにてお返事をさせていただきます。

以上、よろしくお願いいたします。