真理2_3_05 | 次頁 | 前頁 | 索引 | ホーム |
S:ブリッジの出力A,B間において、完全にショート状態におかれてしまったのです。はじめは、どうして出力が出ないのかと一生懸命考えたのですが、ちっともわかりません。頭にきてシャーシーアースより引き出したとたん、正常にもどったのであります。
さて、大失敗の二代目は、大切なICちゃんたちに関してでした。それというのも、ICは初めての使用であるため、資料も不足していたそのままで製作を始めたことにあったのです。その大失敗とは何をかくそうよくある足の番号なのです。あの日、やっといやなプリント基板の作図も終り、私はプリント板が家にあるので、家に帰り、テレビも見飽きて、さて、やり出そうとしたところ、けたたましく電話がなりひびき(だれだ!うるさい。)と思いつつ受話器を取ったのでした。はたして、そこに出たのは…何をかくそう無線班の2年生米山だったのです。(彼はこのプリント基板の作図をした男)私は彼の話を聞いて愕然としました。それは、ICのピン接続を上下間違えたというのです。それでは、ということで、その時は上下ひっくり返せば良いと簡単に考えたのが運のつき。私も多少心配になってきたので、CQ誌を見たところ、バッチリ、ことごとく間違っていて、私の目の前にある作図は、全く役にたたないことになってしまいました。私はいろいろ考えたあげく、もうだめだ!やーめた、とさっさとやめてしまいました。そして、ガタガタとFeCl3なんぞをかたづけ始めたところにおやじ様が来て、「おい、しっかりやっているか!」と私の勉強ぶりを見に来たのです。そこで私は考えた。宿題をやるべきか、はたまた、この基板を完成させるべきかと。しかし、私の心は決まっていました。そう、プリント基板を作る方なのであります。そこでまた、どうせやるなら絶対今夜のうちに仕上げてやるぞ、と思ったのであります。それにはまず、新たに