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初めに

 我々の研究は去る11月9日の県東部理科研究発表大会に続き12月1日の県大会に於いても輝かしい成果をおさめることができた。さて我々は過去4年間この研究に取りくんできたわけであるが、ここであらためて我々の研究内容を明示しておく。

 色々な環境に生育する植物の光合成色素には、どのような特徴があるのか、又それらの吸光特性は育成環境によりどのように変化するのか、を知る目的にて本研究をおこなった。

 前者はペーパークロマトグラフィー法による色素分離(P5) 後者は肉眼による吸光特性の観察(P8) さらにその定量的分析を行うために富士高式分光分析機を開発し、現在は改良中である。さらに育成環境という点に注目し、Mgの欠乏による植物への影響又、光合成色素の組成並びに吸光特性への影響を研究中である(P36)。

育成環境
ex.高山
…紫外線(多)
四季の変化
etc.



 


ペーパークロマトグラフィー法による分析
→光合成色素の組成



 
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光合成色素の相違






肉眼による吸光特性の観察
→定性的分析






光合成色素の特性及び吸光特性
生育環境の人為的コントロール
Mg欠乏による植物への影響


 

富士高式分光分析機による吸光特性の分析
→定量的分析


 

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