真理2_1_41 | 次頁 | 前頁 | 索引 | ホーム |
《カバーガラス四枚を、スライドガラス上に、1センチメートル四方に組み立てる。》
文に書いてしまえば、ほんと、これだけのことなんですがねェ〜。
カバーガラスの厚さはなんと0.2ミリメートル(今は0.3ミリメートル)これだけ薄いとなかなか、そう簡単には立ってくれないんです。1枚が立ったかと思うと、他の1枚がパタリ、それを立てると、またさっき立ったのが……。てなことを繰りかえしているうちに、パラフィン(光学水槽に用いた接着剤については、光学水槽のページを参照のこと←わあ〜こんなこと書くと、まるで実験記みたい…ンッ?)が、ヒッツイてしまって、使いものにならなくなってしまうのです。よし、今度こそ、きめてやるぜと力を入れれば、0.2ミリメートルの薄いガラスは、私の気迫に脅えてか、パリパリと見るも無残に壊れてしまうのです。これは、もっと、もっと、手先が器用な人(そーいえば、見本を作って下さった後藤先生ことジュンチャンって本当に器用ですねー)に作らせるべきですよ。不器用なことではちょっとひけはとらない私としては、ほんと、苦労しました。
苦労したといえばほうれん草。光学水槽の方は型も変わり、接着剤も変わったおかげで、最初よりはずいぶん楽に、それでもって精度の高い(←カッコイイナー)ものが作れるようになりました。光学水槽のこの目ざましい(?)準歩にくらべ、ほうれん草の方はまだ成功の日の目を見ていないんです。
もうこれで何度失敗したというのでしょう。少なくても5回や6回は種まきをやった覚えがあるのですが…。
確か最初の種まきは、入学して間もないころだったんです。水槽に移植(これまためんどうくさい仕事)またはスンナリと出足快調。しかし、この直後に大きな落とし穴(少々オーバー)