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と思い出したのである。そこで部会を開き、私の考えをみんなに伝えたのです。はたして、みんなの反応はいかに!! それが案外良かったのです。中でも水野先輩が聞いていて「なかなかいいよ。」と言ってくれたので、私は調子に乗り自信のかけらをつかみました。これが私のこれからの行動の総ての発端でした。途中、中だるみはあったものの、まあ何とかやりくり出来たのではないかと思います。そして私のやった事として自信のあるのは、各班の予算の決定についてです。これは、従来のように実績に応じた金を出すのではなく、これこれを今年やるから、と言えば実績に関係なしに決めるやり方です。おかげで(かどうかわかりませんが)一般物理、天文班などは予算がふえ、活発になったと自負しております。いいすぎ?(確かに〔人〕がいてはじめて成り立つ理論ではありますが?)(注)但し、会計監査を3ヶ月に一度行ない計画が着々と進められているかを調べ、進んでいない場合は即刻出資を停止するというものです。
各班間の対立をなくし、且、独立採算とし独自性をもたせた事、これは毎年文化祭が近づくと特に顕著に起こることですが、道具その他でどうも対立的な雰囲気がただようので、これを班長同志を結びつけ出来るだけ仲良く、気違い仲間として協力を惜しまない関係にしようとしました。部会は必要に応じて開き、開くからには実のあるものにしようとしました。そのため、私において出来る限り計画を立てました。
 反対に残念なことは、
  1. 会合・合宿時に100人もの大所帯でありながら、実行委員・会計も決めずに1人でガタガタしていたこと。そのため、連絡がうまくいかなかったこと。
  2. オーディオ班の“十年一日賞”が私の年に破られたこと。
  3. 部長とは、しょせん孤独なものだったということ。
  4. 水野先生に、多大な御迷惑、御苦労をおかけしてしまったこと。
  5. 私自身子どもであり、人の上に立つには不達であったこと。

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