川根茶の紹介



 川根茶は静岡県の中央を流れる大井川の
恵みを豊富に受け、最適な気象条件の中で
栽培されたお茶です。

雄大な大井川の流れのほとりに
松島園自園の茶園と、休憩所があります。
(国道362号線沿)
↓茶畑にレールを敷きお茶の芽を刈り取ります
良質なお茶の出来る条件は        
 ① 環境がクリーンであること     
 ② 昼夜の温度差が大きいこと(下記調査)   
 ③ 水はけのよい土壌であること    
 ④ 日照時間が適度に短いことなどです。     
 これらの条件を備えている地域は、全国的
にも山間地の限られた地域しかありません。
川根茶の生産地である中川根町は、この条件
をすべて兼ね備えているところです。

昼夜の温度差の比較(中川根町北緯35度と静岡県茶業試験場)
中川根の気象が茶に及ぼす効果について
中川根茶は昔から良質の産地と自他共に認めるとこらであるが、
それは、気象条件と先人たちのたゆまない努力の結果であると思います。
しかし良質茶のできる条件としてこれまだは、大河の周辺で川霧が立つ
とか概念でしか語られていない、今の消費者にはインパクトのない
説明ではないかと思い、他の地区との違いを数字で表せないかと思い下記の点に
注目し未完成ですがその比較をしてみました。

 

川霧はどの地区にも発生するので特に良質茶生産に与える影響はあるのか?
疑問であった、それよりも昼夜の温度差がある地域の方が農作物のおいしい
物が生産されるといわれている。わが中川根町も昼夜の温度差、日照量、
日射量などが大きく影響しているのではないかと思いその比較をしてみました。

昼夜の温度差が農作物に与える影響がどのようなものか他の機関に質問をしてみました。
インターネット植物生理学会のホームページ

  農作物は昼夜の温度差があるほうがおいしいといわれますが
そのメカニズムを教えていただきたい。
   植物生理学会広報幹事 天野豊己先生
 東京大学大学院能楽・生命科学研究科 大杉立先生から回答を頂きました。 
農水省の研究関係者など、多方面に渡って調べていただいたそうです。
昼夜の温度差とおいしさの関係

 イネは登熟期間が高温だとアミロース含量が下がり粘りが出てくる。
また,夜温度がさがるとデンプンの密度がたかまり、炊いたときの

パサパサ感が少なくなる。これらの点から日中高温で夜低温の場合
(日隔差が大きい)には全体として美味しくなると考えられる。
ただし、美味しさの中身は複雑で粘りのほかに、柔らかさ、甘み
ざらつき感など様々要素がある。これらが全て日隔差で説明できるものではない。

 果樹 夜温が低いほど呼吸が押さえられ、基質としての糖の消費がすくなくなる。
このためにリンゴ、柑橘などの果樹では糖濃度(特にショ糖)が高く維持され
おいしくなる、といわれている。     

 温度比較(中川根町と県立茶試験場
10℃以上の温度差が顕著に表れています。


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