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●レンズ●



Ai AF Fisheye Nikkor 16mm F2.8D

 コンパクトな対角視野180度の魚眼レンズでありながら、周辺減光や各収差がほとんど無く色の再現性やコントラストも抜群のレンズ、さすが現代のNikkorシリーズとうなされた!この対角視野180度の広さは凄い、手軽にパノラミックな写真が作れます。

 オートフォーカス(AF)に対応したレンズですが、私のカメラはマニュアルカメラばかりなのでオートフォーカスは使えない。

 写真では分かりづらいですがAF Nikkorシリーズのボディはプラスティックで出来ていると勘違いしてしまうほど表面が安っぽい、従来のマニュアルフォーカスのAi NikkorシリーズやNikon LENS SERIES Eの方が高級感があってかっこよかった。

 ほとんどのAF Nikkorシリーズは露出計連動爪を後付出来るように作られているので、爪を付ければ「Nikomat FT2」や「Nikon F2 Photmic」等のAi方式でない古いカメラでもTTL解放測光が可能になる。

 大井川鐵道の小さな駅やその待合い室などを撮影するために1999年に購入しましたが、色が鮮やかで特に空が綺麗に写し込めるなど、撮影範囲が広がり使用頻度も予想以上にあり重宝している。まだ天体写真には使用していないので、今後が楽しみである。



Ai AF Nikkor 20mm F2.8D

 現行のレンズだけに描写力は文句無し!コントラストもシャープさも十分綺麗!!またボディも軽量で良いです。

 このレンズは`00年に静岡のショップで買ったもの、35mmよりもさらに広いレンズが欲しいと思っていたらたまたまこれを見つけたので購入、20mmなのでかなりワイドな撮影ができ重宝しています。



NIKKOR S Auto 35mm F2.8

 「Nikon F」時代のかなり古いレンズです、マルチコートではないものの逆光には弱くはなく描写もシャープでそれなりに綺麗に写ります。

 このレンズは`01年にネットオークションで「Nikorex F」を購入したときにおまけで付いてきたものなので普段はほとんど使っていません。


Ai Nikkor 35mm F1.4S

 現在も作られているAi−Sの主力商品、F1.4と明るいものの収差が少なく絞り解放付近でも癖が無くて普通の撮影では安心して使えるレンズ(天体写真では少し絞る必要あり)、これもベストセラーの理由か?

 このレンズは`02年に東京のショップで買ったもの、ネットオークションではないのでちょっと高かった、絞り解放付近でも描写がきれいなので主力レンズとして使っています。




NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

 「Nikon F2」の標準レンズ、後輩のAi Nikkor 50mm F1.4とほとんど同じ描写力を持っていますがAiでは無いので「Nikon FM2」には使えません、絞り解放付近では球面収差が強い。

 このレンズは`00年の終わり頃に「Nikon F2 Photomic」をネットオークションで買った時に付いていた、球面収差がかなり強いので鉄道写真には向きません、大変綺麗なボディ状態で購入したのでコレクション化した!


Ai Nikkor 50mm F1.4

 「Nikomat FT2」に装備されていた標準レンズ、’70年代のレンズでこれよりさらに古いNIKKOR S.C Auto 50mmよりはコントラストが改善され若干シャープな写りになったが絞り解放付近では球面収差も強くクラシカルな描写のレンズ。

 ただの「Ai」であって「Ai−S」ではないのでプログラムAEやシャッター速度優先AEのカメラには対応できない。

 このレンズはボディが大きな初期のAiタイプの50ミリレンズ。


Ai Nikkor 50mm F1.4<New>

 Ai Nikkor 50mm F1.4を大幅に改良したレンズ、ボディがコンパクトになり描写力も格段に上がった、曲面収差もかなり改良されシャープになっています。それでも古いレンズなので現代のレンズにはとても適いません!

 このレンズは`02年にネットオークションで購入したレンズ、それまで使っていた2本の50mmレンズでは曲面収差が激しくて絞り解放付近で鉄道写真を撮りたい時に向かなかったため購入した、ボディがコンパクトになったのも大変気に入っています。



Ai AF Nikkor 85mm F1.8S

 Dタイプではないものの現行モデルのDタイプとレンズそのものは同じなので描写力は文句無し!コントラストもシャープさも十分です。まだ天体写真には使っていないので収差がどのように出るか未確認。

 このレンズは`02年にネットオークションで購入したもの、中望遠で明るいレンズが1本あると便利だなと思って買いました、F1.8なので薄暗時などに重宝してます。



tamron BBAR MULTI C AUTO 135mm F2.8

 正確な製造年代は分かりませんが「Nikon F2 Photomic」を中古で買ったときに50mmレンズとセットだったので構造などからしても70年代頃に作られたレンズだと思われます。
 ニコマートやF2Photomicにも使える露出計連動爪が着いていましたが取れてしまった。

 描写はシャープで収差もほとんど無く十分綺麗にとれるレンズ、マルチコートもしてあります、しかしレンズ構成が悪いのか逆光に近くなると大丈夫だろうと思った位置でも大きなフレアーが出やすくコントラストも落ちる、レンズフードを内蔵しているが効果はほとんど期待出来ない、このため逆光側ではなるべく使わないようにしています。

 先にも述べたように「Nikon F2 Photomic」をネットオークションで買った時に一緒に付いてきた、ボディがコンパクトなので手で持ち運びする時に連れて行く!私の持っている唯一のNikon以外のレンズ。



NIKKOR Q Auto 200mm F4

 「Nikon F」時代の`60年代に登場した望遠レンズ、古いレンズではありますが単焦点でF4という無理のない設計からシャープで綺麗な描写をします、またコーティングもしていないものでしたがコントラストが良く大きなフードも内蔵しているため逆光にも結構強いレンズです。

 このレンズは`01年にネットオークションで購入したもの、描写が綺麗でかなり気に入っていますが、単焦点であることと200mmはNikon LENS SERIES E Zoom 70-210o F4 と Ai AF Nikkor ED 80-200mm F2.8Sが使えるので出番はかなり少ない。



Nikon LENS SERIES E Zoom 36−72o F3.5

Nikon LENS SERIES E Zoom 70−210o F4

 Nikon LENS SERIES Eは元々「Nikon EM(絞り優先AE)」や「Nikon FG(絞り優先AEとプログラムAE)」用に開発された、Nikkorレンズの廉価バージョン、Ai−Sをうたっていないものの歴としたAi−S方式のレンズ、というかAi−S専用のレンズで、現行の「Ai Nikkor S(Ai−S)」レンズシリーズの先駆けとなったモデルなのである。

 それまでのただのAiシリーズは絞りの機械的構造が統一されていなかったためプログラムAEやシャッター速度優先AEカメラに対応できなかったが、Nikon LENS SERIE EとAi−Sシリーズでは絞り構造の改良でこれらに対応している。

 残念ながらカニバサミ(露出計連動爪)は付けられないので、「Nikomat FT2」や「Nikon F2 Photmic」等に使用する場合は、絞り込み測光で露出を計るため使い勝手が悪くなる。

 前玉レンズ郡の数が多いのでフレアーが出やすくコントラストが顕著に落ちるので逆光にはかなり弱い、しかし各収差がほとんど無いので順光で撮影すれば癖が無くシャープに写ります、絞り解放で天体写真を撮っても綺麗な点像を作ります。この辺は廉価モデルでもレンズには妥協しないNikonのプライドが感じられます。

 このレンズを買った理由は「Nikon FM2」を買うときに当時主力の「Ai Nikkor S」レンズシリーズはとても値段が高く手が出なかった、しかし「Nikon」のカメラを買うのに「Nikon」以外のレンズは使いたくないと言う我侭な理由で目に付けたのが「Ai Nikkor S」より安いこのレンズ、カニバサミが付けられずまた逆光に弱い弱点はあるが順光では綺麗だしズームながら軽量コンパクトなので私の主力レンズとなっています。



Zoom-NIKKOR C Auto 43-86mm F3.5

 NikonのFマウントレンズとしては始めてのズームレンズ、Nikonに詳しい人なら誰もが知っている名レンズで「ヨンサンハチロク」などの愛称を持っています。

 現在は生産されていないものの長年生産されてきたレンズだけに生産された時代によって描写性にも違いがあるようです、私の使っているレンズはAiになる前のものなのでAi式の「Nikon FM2」には使えない、しかしマルチコートされているのでコントラストは良いです。

 似たスペックを持つNikon LENS SERIES E Zoom 36-72mm F3.5と比べると、前玉レンズ郡の数が少ないのでコントラストが良くフレアーも出にくいので逆光には強い、しかし根本的にレンズ設計が古いので球面収差は目立たないものの歪曲収差と非点収差が顕著に出ます、このためかなりクラシカルな描写をしますが逆にこれがクラシックファンにウケているようです、特に女性ポートレートにはもってこいのレンズ、しかし逆に鉄道や天体写真のように絞り解放でもシャープな描写を求める場合には不向きなので残念ながら私の場合は出番が減ってしまった…。

 このレンズは`01年の初めにネットオークションで買いました、当時レンズについて調べていた私はこのレンズが有名だったので実際にどのようなものなのか知りたかったからです、実際に使ってみて色々な収差が入り交じって出るのでかなり癖の強いレンズでした、先にも述べたように天体と鉄道写真には向かないのですがボディデザインが美しいので今ではもっぱらインテリアになってしまった。ちなみにオークションでは新品並で7千円で落札しました。



Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200m F2.8D

 現在の<New>タイプより一つ前のモデル、とは言えさすがはEDレンズを使ったモデル!ファインダーを覗いただけでコントラストの良さが分かります、実際の写りも絞り解放であっても非常にシャープでシャッター速度を上げなくてはならない鉄道写真には大変重宝します、しかし鉄道写真の場合に走行列車を撮影するときは走行中の列車でピント合わせをすることはできるはずもなく、ピント合わせも難しいためなかなかこのレンズの実力が出る作品を作るのは走行中の列車では難しい、天体写真ではまだ撮影に使っていません。
 何と言っても直進式なのでマニュアル派の私にも使い勝ってがとても良いです、本体が大きいので持ち運びに不便ですが出来るだけ望遠はこのレンズで撮影しています。

 このレンズは`03年の終わりにネットオークションで買った、今まで使っていたNikon LENS SERIES E Zoom 70-210mm F4 も長年の使用でレンズの変色やコントラストも弱いなどの欠点も目立ってきたため大きくても明るくシャープなレンズが欲しいなと思っていました、たまたまオークションで3万円台中盤のものを探していたら3.3万円で落札してしまった、傷や埃も無く新品状態だったのでかなり格安でGETしてしまいました。まだ買ったばかりなのでこれからガンガン活躍してもらいます。



Nikon Teleconverter TC-200

 焦点距離を2倍に伸ばすテレコンバーター、F値は2段暗くなり若干画質も落ちてしまうが手軽に焦点距離の長い望遠撮影をするには大変便利、テレコンバーターのお陰で撮影範囲が広がったのは確かである。これもネットオークションで安く購入した。


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