第 四 章  マンションえらびのコツ 
5. モデルルーム、内覧会
   モデルルーム、内覧会では内装工事の出来映えの方に目が向きがちだが、内容を順序立ててチェックすれば何処に問題点があるかある程度明確になる。高価な買い物だけに労力を惜しまず何回も足を運ぶのが得策である。但し中古マンションの場合、購入者の指摘よりも既存の状態が優先されるケースがあるので購入者側の不動産仲介業者と打ち合わせる必要がある。新築の場合、モデルルームと実物にくい違う点があれば販売業社に文書で回答してもらうように心がけるべきである。内覧会指摘事項の中で工事内容に明らかに問題があると判断したら、工事のやり直しか、取り替えを購入者も文書で要求したほうが良いだろう。販売業者や施工会社はその場をしのぐ事しか考えない例が多い。後々問題を引きずらない為にも、毅然とした態度が良い結果をもたらす。

表 4 - 9  モデルルーム・内覧会部屋別チェック表
No. 部 位 水平 垂直 建付 緩み 接続 機能 出来
栄え
 傷 汚れ  他  備 考 
            
巾木             
内壁1             
梁・天井             
出窓類             
サッシ1             
内部建具1             
設備機器1             
コンセント             
10 スイッチ             
11 その他1             

前へ    目次へ 次へ