私たちは、遠州森町三倉から参加させて頂きました「夢街道匠一座」です。座長は松下幸司、６６歳です。来年には会社を二代目に譲る計画で、前から暖めていた趣味のチンドンを奥様と昨年から始めました。

　私たち遠州森町も、静岡県人、今までのように人を押しのけて行かなくてはいけないような世の中はどうも苦手でした。
  しかし、これからは違います。いかに楽しさを作れるか、どうしたら喜びを感じて貰えるか。それも、自分が一番愉しみながら・・・・の時代です。まさに私たち静岡県人の出番がやってきました。相変わらず、相撲界の横綱は静岡県からは出ないかもしれません。しかし、喜ぶ人だけいる世界。勝利者だけいる世界。そんな世界を作るのは私たち静岡県人のもっとも得意な分野です。
　私たちも、静岡祭りを筆頭に、各地のお祭り、イベント等、それも歴史や文化に裏付けされた継続性のある催しに数多く参加させて頂き、喜びの共同制作者になりたいと思います。 　

　私たち「夢街道匠一座」は、今年の夏、広告・宣伝の株式会社電通さんの富士登山日にあわせ、富士山の５合目と頂上でチンドンを計画しています。６６歳の座長も山登りのトレーニングを開始しました。奥様もいやだとはおっしゃいません。いや、おっしゃってはいないと思います。私も、片目で歩く訓練を始めました。

　何故富士山か？皆さん、富士山は何県にあるかご存じですか？
そうです、８合目から上は静岡県です。
日本で一番高い場所で、毎年社内行事で富士登山をしている世界一のイベント企画会社に、日本の古き良き文化の一つ浪曲を復活させるキャンペーンを提案する為です。
　宇多田ヒカルさんの「Automatic」も良いですが、広沢虎造さんの「森の石松」もいいです。両方を楽しめる人が多くなるといいと思います。勿論、フラメンコやサンバもです。とにかく、わくわく、ドキドキする日、時間を１日でも、１時間でも多く作りましょう。

最後に、私事ですがお願いがあります。今日は、ご当地静岡に宿泊し、右手にアサヒビールさんの｢富士山｣、左手にサッポロビールさんの｢黒ラベル｣で乾杯したいと思いますが、一緒に飲んで下さる方はいらっしゃいませんか？