最終更新日:2002/2/2
平成11年7月、浜名湖の景観保全と水質浄化を目的に静岡県が
私立オイスカ高校とオイスカ開発専門学校の協力のもと、
浜名湖に植えたマングローブ(メヒルギ)はどうなったのだろう???
2001年6月以来、2回目の観察です!
「越冬中のマングローブ達はどうなっているのだろう?」
「越冬するために何か保護しているのかな?」
「生長具合はどうかな?」
マングローブ達は立派なビニールハウスの中に!
約7ヶ月ぶりの対面となるわけですが、 前回とは光景が全く違っていました。 立派なビニールハウスが目に入った時は 驚きました。 実は何も保護されていないのでは? と少し思っていたんです。 こちらは「北マングローブ植林地」と 呼ばれています。 手前には小型のビニールハウスが ありますね。 この中にも・・・ |
大型のビニールハウス内を 観察する前に小型の ビニールハウス内を観察 してみました。 |
中には元気なメヒルギ13本 ありました! |
干潮時に行くことが出来ず、「北マングローブ植林地」は水に満ちてました。 マリンブーツ持っていって良かったぁー(笑) 前回はこちらに100本近くのメヒルギが元気でしたが、 さてどうなっているでしょう??? |
元気なメヒルギが約80本ほど ありました! この日は雨上がりで風がとても 強かったのですが、 ビニールハウスにより 防風・保温の効果が出て いました。 |
6月に行った時より、 全体的に大きくなって いました。 といっても5、60cm 程度でしたが・・・ |
霜よけだと思いますが、 幹には白い布が 巻かれていました。 |
ちょうどこの日は大潮。 干潮時を逃したため、 観察していると水位が 徐々に上昇・・・ |
ちょっと厳しい状態の 胎生種子・・・ [オイスカ高等学校のHP]によると 「1999年7月15日に植えた苗木の 生存率は、わずか5%」 なんだそうです・・・ うーん・・・厳しいですね。 |
こちらは「南マングローブ植林地」 と呼ばれています。 前回、観察した時には2本しか 残っていなかったけど、 どうなっただろう??? |
小型のビニールハウスが 設置されていました! ということは! |
2本とも元気に残っていました! |
観察を始めた時より水位が 上がってきました。 |
2回の冬を越し、3回目の冬を乗り切ろうとしている
浜名湖のメヒルギたち。
3回目の冬を迎えることができたメヒルギは
当初植樹したうちのわずか5%にまで減少。
今でも人為的な保護が必要であり、
マングローブの植林がいかに難しいか
改めて思い知りました。
徐々に耐寒性が増すと言われており、
大きくなれば(矮小化すると思われますが・・・)、
自身で風・寒さから耐えることが
できるのではないかと期待しています。
また観察したいと思っています!
うーん・・・
うちのメヒルギは藁で囲ってあるだけで、
よく枯れずにいるなと・・・
*2001年8月、3年目にして初めての花が見られたそうです!*
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