カナディアンロッキーの動物たち(作成中)

 ロッキー旅行期間中、何種類かの野生動物たちと出会った。ロッキーを旅していると、初めのうちはとてもめずらしく、近付いたり、写真を撮ったりして喜んでいたが、次第に、そこが動物たちの暮らす土地であって、私たちはそこにお邪魔している存在であって、私たちはそれを妨げてはならないし、決して脅かしたり餌をあげたりしてはならないということを考えるようになった。

【Elk】エルク(オオツノシカ)

大型のシカで、オスは1mを越える立派な角をもつ者もいる。バンフ市内のあちこちで見ることができた。21日の朝、バーミリオンレイク付近で見たメスは特に風格があり大きかった。今回の旅行ではメスを多く見たが、フードゥー付近で、2mにも迫ろうかとういう見事な角をもつオスを見た。

【Squirrel】リス(シマリスアカリスコロンビア グラウンド スクエリルキンイロジリス

あちこちで見かけたのがリスだ。特に、レイクルイーズ周辺や、プレイン オブ シックス グレイシャーズの往復で数多く見かけた。

【Goat】ヤギ

サルファーマウンテン山頂で見かけたヤギはは、子ヤギだろうか。背丈は50cmぐらいだった。

●【Bighorn Sheep】ビッグホーン シープ

名前の通り、太くてがっしりとした角が目印だ。年をとるほど角は立派になっていくそうだ。岩上りが得意で、切り立った険しいがけの上に悠然と立っている姿が多く見られるようだ。今回は運悪く出会うことができなかったが、比較的高い確率で道路脇などで見ることができるそうだ。

●【Bear】熊

ロッキー山脈に生息する動物の中でも、象徴的なのが、ハイイログマ(グリズリー)だ。体重が300キロを超える者もいるそうだ。アイスフィールドパークウェイ付近で見ることができるようだ。

●【Mountain Goat】マウンテンゴート

標高の高い山岳地帯に生息するため、出会うためにはこちらか出向かなければならない。体が白い毛に覆われ、黒い2本の角をもっている。蹄に特徴があり、裏側は、まん中が吸盤のように軟らかく、外側は、硬い構造となっている。

●【Moose】ムース(ヘラジカ)

オスはパラボラアンテナのような世界一大きいと言われる角をもつ。出会う確立はかなり低く、オス通しの闘いは角をぶつけ合う迫力のあるものだそうだ。

●【Caribou】カリブー

トナカイ。夏は標高の高い山岳地に生息する。長期のトレイルに出かけた人でもほとんどその姿を拝むことはできない。

●【Deer】鹿

ミュール鹿とオジロジカの2種類が生息しており、ボウ川周辺の森の中で見かけるようだ。2種類の鹿は、しっぽの色の違いで区別する。

●【Beaver】ビーバー

カナダの国立公園のシンボルマークになっているビーバーは、夜行性の動物で、姿を見かけるのはかなり難しい。ダムを造ることで知られている。バーミリオンレイク近くで探したが、見つけることはできなかった。


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