Visual C++ 学習日誌 No.2

サンプルプログラムを入力しよう

買ってきた本にあったサンプルプログラムを片っ端から入力し始める。やっぱり、習うより慣れろ!
やっと、Windowsのメッセージや、ダイアログボックスの作り方、メニューの利用の仕方、
画面への出力の仕方がわかってきた。
全部を入力するのは大変なので、最後の方の難しいそうなのは、とりあえず後回しにした。

そこで、無謀にも、早速何か作って見ようと考える。
新しい言語を始めるときはいつもそうだったが、僕は必ず1つ大きめのソフトを勉強しながら作ってしまうのだ。
そして、ついでだから長く使える物にしようとする。
そこでいろいろ考えたあげく、CD Player を作ることに決定!。
サンプルプログラムのような物でなく、ちゃんと曲名を登録できるようにする物だ。
これが、できあがる頃には、一通りのプログラム技術が身に付いているだろう。(いつになるやら...)

が、夏休みになるまで、実際に作り始めることはなかった。
なぜなら、試験期間になってしまったから....


1998/03/09追加
....その後、CD Player制作の1998/03/09時点での状況
作りかけのコードがハードディスクの中に散乱している(^_^;
タイムスタンプを見てみると、去年の11月頃から放り出されていたようだ(^_^;
しっかり挫折しているやつがここにいた...
ハードディスクの中を見回すと、他にも作りかけでほったらかしのソースファイルが...
というわけで、CD Playerをもう一度作り始めることがあったとしても、きっとはじめから作り直すだろう。
CD Playerをつくるには、当時の自分は余りにも、WindowsとMFCを知らなすぎたらしい。
MS-DOS上でプログラミングしていたときとは、全く状況が異なることを今ごろ思い知った。

1998/06/26追記
ここに、約10ヶ月前、とりあえず何か作ってみることを勧めるような書き方をしました。
しかし、今は未熟だったと反省しています。Windowsアプリケーションの開発はそんなに甘いものでは無いようです。
私は、C/C++をすでに使い込んでいたので、MFCさえわかれば何とかプログラムが作れました。
が、Windowsプログラミングが最初のプログラミングだという人にとっては、一度きちんとC++の勉強をすることが非常に重要であると感じるようになりました。
MFC、Win32APIの勉強も大事なのかもしれませんが、それだけではちゃんとしたプログラムは作れないのです。
もっと、プログラミングには大事なことがあります。C++ならC++の言語がどうしてこういう動きをするのか、 つまり、HowでなくWhyを知ると言うこと。また、データ構造やアルゴリズムの勉強もしておくべきだと思います。 特にデータ構造の勉強は重要です。何を作るにも、あっちこっちで必要になります。
こういった基礎がある程度できている人にとっては、Windowsアプリケーションの作り方を知るために とりあえず何か作ってみるというのはいいことだと思います。
が、初めての人にはWindowsアプリケーションを作成するには 知らなければならない知識、概念が多すぎます。コマンドラインの簡単なプログラムを作って 基本をしっかり勉強することが重要だ、と最近痛切に感じるようになりました。
私の場合は、こういうことがWindowsアプリケーションを作り始める前にだいたい身に付いていたのですが、 今からプログラミングを始める人たちというのは、Windowsの影響でグラフィカルなものを作りたがる人が多く、 そうすると、MFCやAPIの勉強に気を取られて、こういう基礎がなかなか身に付かないのです。
本来、こういう基礎ができていないと、MFCもAPIもちゃんと使えないと思うのですが。

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