Java Applet のプログラムを書いてみます。 テキストファイルで書き、拡張子を java とします。 そして、コンパイルします。 そこで、class と拡張子のついたファイルができます。 それが、Java のプログラムとなります。 ところで、コンパイル作業は Dos窓で行います。 しかし、Eclipse のようなツールを使うと楽です。
Java のプログラムは、クラスを作ることです。 さて、クラスは、継承することができます。 それは、作ったクラスの性質をそのまま引き継いで、新しいクラスを作れるということです。 では、Java Applet のプログラムを書いてみます。
"TestJavaApplet02" というクラスを作ります。 Java の場合、クラス名とファイル名は同じでなければなりません。 ですから、このファイル名は "TestJavaApplet02.java" とします。
import java.awt.*;
import javax.swing.JApplet;
public class TestJavaApplet02 extends JApplet {
public void paint(Graphics g) {
Dimension d = getSize();
}
}
Java Applet にするには、JApplet クラスを継承するだけです。 これで、ちまちまとプログラムを書かなくても Java Applet プログラムになります。 具体的に、次のように書きます。 後は、{ } の中にプログラムを書いていきます。
public class TestJavaApplet02 extends JApplet {
}
画面への描画は、"paint" メソッドの中にプログラムを書きます。 また、"getSize" メソッドによって画面のサイズ(width と height)を得ることができます。
ところで、import というのがあります。 これは、JApplet クラスを読み込めという意味です。 しかし、Eclipse を使えば、適当に補ってくれます。 ですから、これは気にしないで済みます。