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ラヴジョイ彗星 (C2013 R1)

 2013年9月にオーストラリアのラヴジョイさんが発見した彗星、地球に同年11月20日に接近し11月後半から12月前半まで4等級ほどの明るさで見ることができました、11月後半は世紀の大彗星となる予想だったアイソン彗星(C/2012 S1)と一緒に観察を楽しむことができ、残念ながらアイソン彗星は11月28日に太陽への接近で消滅しましたが、12月は私の住む静岡市からは富士山から登るラヴジョイ彗星を撮影することができました。



2013年11月13日 4:52
ISO3200 露出15秒
SSC-12(D=304mm f.l.=3048mm)
撮影地:静岡市葵区市街地

 地球に最接近する少し前、焦点距離3000mmのSSC−12で中心核付近を拡大撮影。

 

2013年11月13日 4:54
ISO3200 露出30秒
SSC-12(D=304mm f.l.=3048mm)
撮影地:静岡市葵区市街地

 太陽側となるコマの右下が明るく、太陽からの熱で内部からガスが噴出しているのが分かる。
 このような現象はヘール・ボップ彗星(C1995 O1)の時も見られた。

 

2013年11月13日 5:16
ISO3200 露出30秒
FC-76(D=76mm f.l.=600o)
撮影地:静岡市葵区市街地

 市街地での撮影とは言えこの日は尾はほとんど写らなかった。

 


2013年11月16日 5:06
ISO3200 露出1分
FC-76(D=76mm f.l.=600o)
撮影地:静岡市葵区市街地

 3日前よりさらに地球に接近しコマが大きくなり尾も写り始めた。

 

2013年11月19日 5:22
ISO800 露出30秒
FC-76(D=76mm f.l.=600o)
撮影地:静岡市葵区市街地

 感度を落としたので尾があまり写っていない。

 

上の画像のコマ部の拡大、
コマの右下が明るく、太陽からの熱でガスが吹き出していることが分かる。

 

2013年11月30日 4:32
ISO3200 露出30秒
FC-76(D=76mm f.l.=600o)
撮影地:静岡市葵区市街地

 住宅街の自宅の駐車場から撮影したが、光害にもめげず尾もよく写っている。

 

上の写真のコマ部の拡大。

 

2013年12月1日 1:47
ISO800 露出5秒
Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D(200mm)
撮影地:静岡市葵区市街地

 この頃は丁度自宅から見て富士山の方角からラヴジョイ彗星が昇ってくるので、この年世界遺産に登録された富士山とラヴジョイ彗星のツーショットを撮影してみた。


 

 以下はサムネイル無しですが同じ構図の画像、それぞれの項目をクリックすると画像が見られます。 

1日1:47(上の画像の解説入り) 

1日1:53(ISO200 15秒 170mm)  解説入り

1日2:00(ISO200 15秒 160mm)  解説入り

1日2:05(ISO800 15秒 160mm)

1日2:14(ISO200 15秒 116mm)

1日2:18(ISO200 15秒 116mm)  解説入り

2日2:00(ISO800 5秒 125mm)  解説入り

2日2:07(ISO800 5秒 170mm)

2日2:09(ISO800 5秒 160mm)  解説入り

2日2:20(ISO800 5秒 116mm)

2013年12月2日 4:44
ISO800 露出30秒
FC-76(D=76mm f.l.=600o)
撮影地:静岡市葵区市街地

 

 

上の画像のコマ部の拡大。

 

2013年12月2日 5:08
ISO400 露出5分
FC-76(D=76mm f.l.=600o)
撮影地:静岡市葵区市街地

 

 

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