コラム


 1.バス釣りに行こう!!
 2.榛原&相良の野池
 3.ルアーの色について
 4.微弱なアタリをとる
 5.オフセット・フックを使いこなす
 6.システム・クランクベイト
 7.ソフトベイトの是非 その1
 8.ソフトベイトの是非 その2
 9.ワンパターン・フィッシング
10.管理釣り場でのセコ・フライ
11.結ぶ
12.大物狙い その1
13.大物狙い その2
14.大物狙い その3
15.ミニ・トーナメント
16.サイトフィッシング
17.タイムラグ
18.雑誌の功罪
19.春の釣り
20.朝派?夕方派? NEW!!



 
【 ソフトベイトの是非 その1 】


昨年あたりから「ソフトベイトの是非」が盛んに論じられるようになりました。きっかけとなったのは、芦ノ湖でのソフトベイト使用禁止...水中に放置されたソフトベイトによる「環境汚染問題」です。同湖で釣れたマスの腹から大量のソフトベイトが出てきたという話もあります。またソフトベイトの材料に含まれる「環境ホルモン物質」も新たな問題として提起されています。

softbait これとは別の理由でソフトベイトを避けるバサーもいます。

今からおよそ15年ほど前のトップウォーター全盛時代、ソフトベイトは忌避される存在でした。「ソフトベイトは釣れて当たり前」「本物のエサとかけ離れた形状のルアーで釣ってこそ、バス釣りの醍醐味」と言われた時代。その価値観に賛同し、今でも信念として持ち続けている人たちです。私も当時、名書「トップウォーターバス釣りの楽しみ方」にハマりました。

その他にも、スローになりがちな「ソフトベイトの釣り」よりも、スピーディでガツンッというアタリを得られるクランクベイトやスピナーベイトなど「ファーストムービングの釣り」を純粋に好む人もいます。

これら諸事情を考慮した上で、それでも私は「ソフトベイトの釣り」を肯定します。理由は...バスフィッシングを「より広く」楽しむために、ソフトベイトは欠かせないアイテムだからです。

1.ハードルアーの限界
榛原や相良の野池で釣りをしていて、常に私の頭を悩ますのが「急斜面」です。この付近には水深が浅い「沼タイプの野池」は少なく、ほとんどの池がダム湖のようなドン深(急深)です。このドン深な斜面を攻めるには「フォーリングの釣り(サスペンドバス狙い)」または「落とし込んでの釣り(池底の釣り)」が有効ですが...これはハードルアーが最も苦手とする釣り方なのです。岸と平行にクランクベイトを投げたり、シンキングプラグやラバージグで「ある程度」はカバーできますが、ソフトベイトの自由度にはとても敵(かな)いません。また複雑に絡み合った「ブッシュ」を狙う際も、ソフトベイトのウィードレス性能の高さが役立ちます。
もし垂直に(真下に向かって)潜るクランクベイトや、ゴチャゴチャのブッシュの中でも根掛かりしないシャッドプラグがあれば、即購入したいのですが...

2.パターンフィッシング
私はバス釣りの一番の魅力は「パターンフィッシング」だと考えています。季節や気象条件によって、居場所や活性が変わる「バス」という魚。この気まぐれなバスの「ご機嫌」を伺って、人間が右往左往する...これが「パターンフィッシング」の真の姿だと思います。主役はバス、人間はそれに従う「従者」です。
したがって、ルアーを選ぶのも「バス」です。人間ではありません。バスがクランクベイトに反応してくれる時はクランクベイトを投げ、ミノーを追ってくれる時はミノーを投げ...ソフトベイトを好む時はソフトベイトを投げる、それが私の「理想のバス釣り」なのです。(バスが何を好んでいるのか、なかなか判らないけどね)

バス釣りは「遊び」ですから、色々なスタイルがあって良いと思います。ソフトベイトを使う人&使わない人、トップウォーター派の人、エサ釣りの人...
そして「好き悪い」は別にして、ソフトベイトがバス釣りに「幅」を持たせているのは事実です。フォーリングの釣り、ディープの釣り、ブッシュ奥の釣り、低活性時の誘いの釣りなど...いずれもソフトベイト抜きでは成立しません。
私はソフトベイトを含めた「多様なバス釣り」をこれからも楽しみたいと思います。(2001.1.31)

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【 ソフトベイトの是非 その2 】


ソフトベイトの使用、止めましょう。
前回のコラムと全く逆の意見に聞こえるかもしれませんが...

昨年1年間釣りをしながら、他のバサーを見て、各人の釣りのスタイルが「トップウォーター派」と「ソフトベイトばかり使っている人」に極端に二分されているように感じました。クランクベイトやスピナーベイトを多用する人やオールラウンダーは少数派です。
トップウォーター派の人はポリシーを持って釣りをされていると思いますが、ソフトベイトばかりを使っている人に「ソフトベイト命!」というポリシーを持っている人はあまりいないと思います。
ソフトベイトを選んだ理由は「なんとなく」「釣れそうな気がするから」「ソフトベイトでしか釣ったことがないから」そんなところではないでしょうか?

そんな「とりあえずソフトベイト派」の人、今年はハードルアーを使いましょう!!
ハードルアーは釣れます。本当です。

ハードルアーが釣れる理由1:
ソフトベイトと比べると、ハードルアーはケタ違いの「アピール力」を持っています。特にクランクベイトやバイブレーション、スピナーベイトなど「激しい振動を起こすルアー」は、離れた場所にいるバスにルアーの存在を気付かせ、引き寄せ、アタックさせるだけの「パワー」を持っています。対するソフトベイトは、基本的にはバスのすぐ近くにルアーを落とした(または通した)時だけ威力を発揮します。
「とりあえずソフトベイト派」の人でも、ピックアップのため早巻きしたグラブを、バスが「吸い込まれるように」追ってくるのを目にしたことがあるかもしれません。あれは早巻きによってグラブのカーリーテールから発生した「振動」が、バスを引き寄せたものだと思われます。「吸い込まれるように」追ってくるほど、バスにとって「振動」は魅力的なのです。グラブのテールよりも遥かに激しい「振動」を起こすハードルアーを、釣りに活かさない手はありません。

ハードルアーが釣れる理由2:
手返しが良くキャスト数が増えるので、ソフトベイトよりも「効率の良い釣り」が可能です。また、その結果として「メリハリのある釣り」が可能になります。
ハードルアー、特にクランクベイトやバイブレーションなどの「巻き物」は手返しが良いので、素早くポイントをチェックできます。その結果、一通りチェックが終わった後の「次の一手」を考える余裕がでてきます。「先程1匹キャッチしたポイントに戻って、より深く潜るルアーで再度攻めてみよう」とか「絶好のポイントなのに釣れなかった。今度はソフトベイトを投げてみよう」など...釣りに「作戦」や「組立て」が生まれてきます
ネチネチとソフトベイトを投げながら池を一周すれば、それだけで疲れてしまいます。「もう一度同じポイントに戻って、別のルアーで攻めてみよう。」などとは思いませんよね。

「とりあえずソフトベイト派」のみなさん、ハードルアーを投げてみてください。投げ続けてください。バス釣りの世界が広がります。フローターやボートをお使いの人には「ショット」や「SH-60SP」などの小型ディープダイバー(クランクベイト)を、丘っぱりの人には「T.D.バイブレーション」や各社小型スピナーベイトをまずお勧めします。

6月〜7月、9月〜10月のベストシーズンであれば、ソフトベイトなしで十分釣りが成立します。実際、ハードルアーのみで素晴らしい釣果を挙げている人もいらっしゃいます。

ソフトベイトの使用は「是」ですが、ソフトベイトに頼りすぎるのは「否」です。(2001.2.1)

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【 ワンパターン・フィッシング 】


バス釣りを始めて数年が経つと、なんとなく「コツ」が分かってきて、安定して魚をキャッチできるようになります。得意のルアーによる、得意な釣り方...「得意パターン」の誕生です。
「得意パターン」があれば、あとは場数を増やし、技術に磨きを掛けることで、飛躍的に釣果がUPします。数多く魚を釣れば、その中に大物が混じることもあるでしょう。
「得意パターン、万歳!!」 と言いたいところですが...これに「ちょっと待ったあ!!」とSTOPをかけるのが、今回のコラムです。

野池バサーがハマりやすいフィッシング・パターンの筆頭は「岸沿いブッシュのソフトベイト攻め」でしょう。フローターでポイント目前まで接近して、ひたすらブッシュの中にソフトベイトを投げ込んでいる人、よく見かけますよね。バスはブッシュなど障害物に着く性質を持った魚ですから、この釣り方はある意味で「正解」です。特に榛原や相良の急深な野池では、バスの居場所が制限されるため(池中央は深すぎる)、「岸沿いブッシュのソフトベイト攻め」は年間を通して通用する「非常に手堅いフィッシング・パターン」だと思います。

しかし、ひとつのパターンに依存しすぎると、見失ってしまうモノがあります。

1.ルアーの使い分け
市販されている全てのルアーには、それぞれ活躍すべき「舞台」があります。梅雨時に爆発するトップウォーター・プラグ、真夏の炎天下オーバーハング下でのフォーリングで活躍するソフトベイト、食欲の秋に広範囲に散ったバスを釣るためのクランクベイト&スピナーベイト...季節に合わせてこれらのルアーを使い分けることで「多様なバス釣り」が可能になるのです。また各ルアーへのバスの反応によって、逆に「季節」を魚に教えられることもあります。面白いです。
しかし、ひとつの得意パターンに依存した釣りでは、季節によるバスの動きは見えてきません。単に「今日は釣れた」or「今日は調子悪い」といった結果だけが残ります。

2.ポイント選択
ひとつの得意パターンに依存している人の多くが、池を時計方向(または反時計方向)に周りながら釣りをしています。まるで電気掃除機で部屋を掃除しているような...「しらみつぶしの釣り」です。ひとつの釣り方を押し通しているため、ルアー選びや釣り方に神経を使う必要がありません。如何(いか)に、きめ細かく、重箱の隅を突くようにポイントを攻めるか...それだけに神経を集中させてしまうのです。
しかしこれは、野池という「特殊な状況」だから可能な釣り方です。規模の大きい湖では「しらみつぶしの釣り」は不可能です。とても回りきれません。これは「特殊な状況」だけで通用する「特殊な釣り方」なのです。

3.グッドコンディションの魚
急深な野池では「岸沿いのブッシュ」が年間を通しての超A級ポイントであることは間違いありません。しかし、全てのバスがブッシュの中にいるわけではありません。ワンド出入口、岬先端、カケ上がり...ブッシュから出て盛んにエサを探しているバスもいるのです。そして、そんな魚にはコンディションの良い「ヤル気満々」のバスが多いのです。
そんな「ヤル気満々のバス」を足ヒレで蹴散らしていませんか?グッドコンディションのバスは意外とあなたの足元にいるかもしれませんよ。

今回は例として「岸沿いブッシュのソフトベイト攻め」を挙げましたが、「クランクベイトのマシンガンキャスト」「バイブレーションの引き倒し」「イモグラブの投げまくり」など、人によって得意パターンは異なるでしょう。しかし、いずれにしても安易に「ひとつの得意パターン」に依存することは賢明ではありません。
新しい釣りにチャレンジしましょう。苦手ルアーを使い、今までと異なるポイントで、今までと異なる釣り方でバスを狙いましょう。また「しらみつぶしの釣り」を止めて、ポイントを絞り込みましょう。

「ひとつの得意パターン」による釣りは、非常に効率が良い釣りです。同じ釣り方を繰り返すため「熟練度」が上がり、確実に魚をキャッチできます。また、釣りに対する「迷い」がないため、ムダな試行錯誤をすることがなく、キャスト数が増え、釣果もUPします。
ルアーを替え、ポイントを絞り「ああでもない、こうでもない」と悩みながら釣りをするよりも良い結果を得られることも多いでしょう。しかし、これではいつまで経っても「バス釣りの真の奥深さ」であるパターン・フィッシングに触れることはできません。
効率重視の流れ作業のような釣りをして「今日1匹でも多く釣ること」よりも、もっと長い目で自分のバス釣りのレベルUPを目指しましょう。「管理釣り場での数釣り大会」のようなバス釣りは止めにしましょう。

考えて、試して...ハズす。また考えて、試して...ハズす。またまた考えて、試して...今度はヒット!! そんなトライ&エラーを繰り返すうちに、釣りの「持ち駒(得意パターン)」が増えていきます。今まで捕れなかったバス(今までの得意パターンでは釣れなかったバス)が捕れるようになります。釣りに「広がり」と「柔軟性」が生まれます。釣りがより面白くなります。
そしていつか...バス釣りにドップリとハマって抜けられなくなっている自分に気付くでしょう。(2001.2.6)

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【 管理釣り場でのセコ・フライ 】


バス釣りがシーズンオフの今、皆様いかがお過ごしでしょうか?
「魚の引き」が恋しくて、ジュネス(大井川町)など管理釣り場で遊んでいる人も多いのでは...ということで、今回は私が管理釣り場で使う疑似餌をご紹介します。ただし、ルアーではありません。フライです。それも単なるフライではなく、セコ・フライ(セコいフライ)です。

紹介するのは「シェニール・ワーム」。シャクトリムシなどの陸生昆虫を模したフライです。
元々は「あの」佐藤成史さんのパターンブック(※1)にも載っている立派なテレストリアル・パターンですが、私は養殖マスを釣るための「単なるアトラクター・フライ」として使っています。真面目にフライをやっている人に、怒られそうですな。

シェニール・ワーム  材料(?)は下記の通り

 フック : TMC3761 #12
 スレッド: 何でもOK
 ボディー: シェニール
 ヘッド : ピーコック・ハール
 ウェイト: お好きなように

当然、インジケーター(ウキ)を使った釣りになります。フライの上10〜15cm辺りに極小カミツブシ(サイズ7〜8)を付けて、アタリを取りやすくするのもお忘れなく。

このフライ、はっきり言って...釣れます。イレパクです。
アタリが遠のいたら、タナ(深さ)を変えたり、色を変えたり、フライを引っぱってみたり、色々工夫することで再び釣果を伸ばすことができます。私は黒、白、緑、橙の4色を用意して、適当に交換しながら釣っています。

ただし...この釣りは飽きます。すぐに飽きます。ドライフライやストリーマなど、お好きなフライをメインにして、アタリが遠のいた時にこのパターンを使うのが正解かもしれません。(2001.2.9)

※1.「ザ・フライズ PART 1」つり人社

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【 結ぶ 】


ユニノット ラインをルアーに結合させるには、大きく分けて「スナップを使用する方法」と「ラインを直結する方法」の2つがあります。どちらが良いのでしょうか...正直言うと、私にもわかりません。(^^;)

ひと昔前は「直結が正しい → スナップを使うのは素人(しろうと)」という雰囲気がありましたが、最近は田辺プロなどトッププロにもスナップ派が増え、古い常識は当てはまらなくなっています。またシイラやカツオを釣るのならともかく、細いラインでバスを釣るのにスナップ自体の強度は問題になりません。(この辺りの野池で使うラインは最大16lb程度でしょう → スナップが壊れる前にラインが切れます)

各自の好みで「スナップ or 直結」を選べばよいと思います。(私は直結派)
ただしサスペンドルアーを使う時や、センコーワームをスローフォールさせる時は、スナップの有無で沈下速度が変わるので、注意が必要です。

スナップの有無よりも重要なのは「結び方」です。私は「ユニノット(図中)」で結んでいますが、これは経験上、他の結び方(クリンチノットなど)よりも強いと感じているからです。
ただし、ユニノットでは必ず「3回くぐり」にしてください。念を入れて多くくぐらせると(4回や5回など)かえって強度が落ちるようです。(経験上)

その他、みなさんご存じだと思いますが...結ぶ際には唾(つば)や水でラインを濡らしましょう。乾いた状態で結ぶと、摩擦によってラインの強度が下がります。また結び目を絞めすぎないことも肝心です。軽く「キュッ」と引っ張る程度で十分です。(2001.2.12)

オマケ: ユニノットで結ぶ際、ルアー(またはワームフック)のアイにラインを2回通すと
     強度が格段にUPします。面倒なので、普段私は1回しか通しませんが...極細
     ラインを使うフライフィッシングでは必ず2回通します。「差」は歴然です。

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【 大物狙い その1 】


「大物を釣り上げたい」「ランカーバスをキャッチしたい」、バサーならば誰でもそう考えます。でも、なかなか釣れないんですよねえ。今回は「小バス・ハンター」の私が大物について書いてみようと思います。無謀だ。

注. ここでの「大物狙い」は、池原ダムや琵琶湖など大物が多く生息する場所に行って、
   そこで50cmUPや60cmUPを狙う、という意味ではなく、あくまでも地元の野池
   で現実的な大物(40cmUP)を釣ることを想定しています。

昨年、私が地元(榛原、相良など)の野池でキャッチしたバスの数は716匹。この内40cmUPは11匹でした。これを割合に換算すると、11÷716 = 0.0153...約1.5% これは、かなり低い数字だと思います。
バサーを「大物派」と「数釣り派」の2つに分類するとしたら、私は間違いなく「数釣り派」です。セコセコ、セコセコとバスを釣り、時々運良く40cmUPが混じる...「1.5%」という数値から、そんな私の姿が浮かび上がってきます。

学生時代の釣りサークルの仲間に、私とは対照的な「大物派」の友人がいます。名前を仮称・小林としておきましょう。(全然、仮称になっていないけど)
毎年恒例のサークル合宿。そこで小林は毎回のように50cmUPをキャッチしました。それもラットフィンク(バグリー)やヘルレイザー(メーカー忘れた)などの「おふざけ系(?)スイッシャープラグ」でのキャッチ。こちらは「お手上げ」です。

私と小林で何が違うのだろうか...そのカギは「時(とき)」でした。
私もバス歴が長いので、大物がいそうなポイントは「なんとなく」わかります。でも実際に大物を釣り上げるには、ポイントや水深などの「3次元」の要素に加えて、もう1つの次元...「時間軸」が重要になるようです。それも「夕方が良い」とか「天気が下り坂の時が良い」といった単純なことではなく、第6感的な「何か」です。
良いポイントを見つけると、すぐにルアーを投げ込む私とは対照的に、小林は「一番良い時間(?)まで、このポイントはそっとしておこう」という余裕を見せます。また毎日朝夕の決まった時間に出船する私に対して、不定期に出船する小林。ニタニタ笑顔で「今日は(大物が)出そうだぞ〜」と言いながら出船すると、本当に大物をキャッチして帰ってきます。

理詰めの釣りをする私はサークル内トーナメントでは安定した結果を出しましたが、大物に関しては小林に完敗でした。未だに彼の持つ「何か」をつかめていません。
数多く釣れば大物が混じる...これではつまらないですよね。大物を「選んで釣る」そんな技術が欲しい...キーワードは「時(とき)」です。

ただし正直言うと、私はそれほど大物にこだわっていません。大物を1匹だけキャッチするよりも、そこそこのサイズ(30cm台後半)を何匹も釣ったほうが楽しいかなあ、なんて考えを持っています。この考えを悔い改めるまでは、大物は私の手中に収まらないのかもしれません。
ちなみに私の最高記録は、学生時代に西ノ湖で釣った52cmです。(2001.2.19)

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