コラム


 1.バス釣りに行こう!!
 2.榛原&相良の野池
 3.ルアーの色について
 4.微弱なアタリをとる
 5.オフセット・フックを使いこなす
 6.システム・クランクベイト
 7.ソフトベイトの是非 その1
 8.ソフトベイトの是非 その2
 9.ワンパターン・フィッシング
10.管理釣り場でのセコ・フライ
11.結ぶ
12.大物狙い その1
13.大物狙い その2
14.大物狙い その3
15.ミニ・トーナメント
16.サイトフィッシング
17.タイムラグ
18.雑誌の功罪
19.春の釣り
20.朝派?夕方派? NEW!!



 
【 大物狙い その2 】


前回のコラムで「大物狙いのキーワードは時(とき)」と書きましたが、この「時」はなかなか難しく、一朝一夕(いっちょういっせき)で理解できるものではありません。また私自身がこれを把握できていないため、みなさんに説明することができません。
そこで今回は「時」以外の大物狙いの要素...「ポイント」について考えてみます。

私の経験上、野池で大物(40cmUP)が釣れたポイントは、大きく3つに分けられます。

1.ブッシュ

誰もが狙うポイント「ブッシュ」ですが、その中でも特に険しい場所で大物が釣れることがあります。多くの人が根掛りを恐れてルアーを投げ込まないグチャグチャの水没ブッシュ、または頭上の枝が邪魔で物理的にルアーを投げ込みにくいブッシュなどです。私のお気に入りは、木の根が水中に張り出して「マングローブ」のようになっている場所。ここをセンコーワームなどのノーシンカーリグで攻めるのが、私の定番メソッドです。
また、ブッシュにいるバスは「障害物に隠れている」という安心感があるのか、近距離で釣っても平気でルアーに食いつきます。本来は警戒心が強いはずのビッグバスが「ポロッ」と釣れてしまったりするのも、このポイントです。
ただし、ブッシュにはサイズの大小を問わず多くのバスがいるため、よほどポイントを絞り込まないかぎり「大物だけを狙って」釣ることはできません。結局は「たくさん釣れば、大物が混じる」といった安易な釣りになりがちです。

2.先端

ブッシュ奥とは全く逆の、沖に向かって張り出した「何か」の先端にも大物はいます。「何か」は「岬」であったり、「倒木」であったり...
池中央の深い場所に向けて突き刺さるように伸びた岬、その岬の尾根上にブッシュがあればチャンスです。この場合のブッシュは大きければ良いというわけではありません。むしろ他の人が気付かない小さな小枝程度のブッシュのほうが大物をストックしている可能性が高いと思われます。
また、ある程度の広さを持ったシャローエリア(水深2〜3m)に倒木が1本だけあれば、ここも狙い目です。この場合も「左右に伸びた枝」や「(岸辺に近い)木の根元付近」など目に見える部分に注意を奪われがちですが、本当の狙い目は水中に没した倒木の先端付近です。
先述のブッシュの中にいる魚とは異なり、先端にいるビッグバスはオープンウォーターにいるため警戒心が強いと考えられます。距離をとった(ロングキャストの)釣りが必要です。

3.コンクリート堤防

意外と多くの大物が釣れているのが「コンクリートブロックの堤防」です。ビギナーさん(初心者)が、いきなりドカンと大物をキャッチするのも、このパターンが多いかと思います。バイブレーションやシャッドなどを適当に(?)投げていたら釣れてしまった...そんなビックリ度No.1のポイントです。
でも、よく考えてみれば、堤防はバスにとって「エサを捕りやすい場所」なのかもしれません。小魚が逃げ込むブッシュは無いし、辺りを見ればザリガニやエビが歩き回っている...薄暗くなった夕方、ビッグバスが食事のために堤防付近をウロウロしていても不思議はありません。
ただし、堤防での釣りは「大物を狙った釣り」にはなりにくいです。どちらかと言えば、宝クジ的な「運」に頼った釣りですね。

以上3つのポイントを挙げましたが、この中で注目すべきは「2(先端)」です。特に岬を狙った釣りには、難しさ=面白さがあります。池の中からビッグバスが着きそうな岬を選び出し、岬周辺のブッシュやウィードを観察&把握しておかなくてはいけません。また「居着きの魚」とは異なり、岬にいるバスはいつも「そこ」にいるわけではないようです。おそらくエサを捕る時だけ岬に出てくるのでしょう。つまり「時(とき)」が重要になってくるのです。
非常に難しく、また数釣りもできない「先端の釣り」ですが、野池で「大物を狙って」釣ることができる数少ないパターンです。めったに成功しませんが、チャレンジする価値はあると思います。(2001.2.21)

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【 大物狙い その3 】


小バスハンター・野池小僧がお送りする「大物狙い企画」。3回目となる今回は「ルアー」について考えてみます。

はっきり言って「大物が釣れるルアー」など存在しません。(そんなモノがあったら欲しい)また50cmUPや60cmUPを狙うのであればキャスティークや12inchワームなどの「極端なルアー」を使う手もあるのでしょうが、先述のように私の想定している「大物」は40cmUP。普通サイズ(?)のルアーを使うのが得策でしょう。
さて困りました。普通サイズのルアーを使いながら、如何(いか)にして小バスを避け、良型バスだけを選んで釣るのでしょうか? そんな都合の良いことが可能なのでしょうか?

結論から言うと「ある程度は可能」です。なんか中途半端な結論で申し訳ないですなあ。

・スピナーベイト
私の経験上、他ルアーよりも比較的良型バスが揃うのが「スピナーベイト」です。その理由は魚に聞いてみないと判りませんが...非常にアピール度が高いルアーなので、良型バスの目に留まりやすく、また小バスには敬遠されるのかもしれません。「良型が釣れる」というよりも「小バスが釣れにくい」と表現したほうが適切かもしれません。 ただし、ここで話題にしているのはクリスタルSなどの「レギュラーサイズ」のスピナーベイトです。小型のスピナーベイトでは、小バスを避けることは難しいと思われます。

・トップウォーター
いわゆる「ビッグトップウォーター派」の人たちは数釣りに走らず、良型の魚を揃えています。これは単に「ルアーが大きいから大物が釣れる」というだけでなく、彼らのキャスティングが大きく影響していると思われます。
彼らはポイントからある程度の距離を保ち、非常に正確なキャストでルアーを送り込みます。これは大型のルアーを使った「余裕のあるキャスト」だからこそ可能な技です。この「距離」と「正確さ」によって、大物に警戒心を与えずに済んでいるのです。またトップウォータープラグが生む「波紋」は、止水に住むバスにとって非常に気になる存在であることは間違いありません。

・センコーワーム
理由は判りませんが、センコーワームのノーシンカーリグは良型バスの目に非常に魅力的に写るようです。昨年私がキャッチした40cmUPの半分以上はセンコーワームによるものでした。
ただし悲しいかな、バスの活性が高い時期は20cm程度の小バスでもセンコーワームを引ったくっていきます。まず始めに「良型がいそうなポイント」を見つけ、そこにセンコーワームを投げ込むことが必要です。

・その他
バイブレーションプラグも大物を誘惑する「強力なルアー」です。ただし小バスとの「釣り分け」が難しく、私にとっては今後の研究課題です。また雑誌で大物用ルアーの筆頭に挙げられる「ラバージグ」ですが、私自身がラバージグを多用しないのでコメントができません。

以上「比較的良型が釣れるルアー」を挙げましたが、これも絶対ではありません。ビッグトップウォータープラグで20cmに満たない小バスが釣れたり、2inchワームで50cmUPが釣れたりするのは、みなさんご存じの通りです。しかし「大物を狙って釣る」のであれば、大物向き(小バスが釣れにくい)ルアーを使うのが近道だと思います。
またセンコーワームのところでも触れましたが、ルアーを選ぶ以前に「大物がいる(いそうな)ポイント」を探すことが先決です。まずは「場所(ポイント)」、次に「ルアー」です。(2001.2.27)

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【 ミニ・トーナメント 】


いよいよ明日から「3月」です。気温は上下を繰り返しながらも少しずつ上昇し、あと数週間経てば水温も12℃程度になるでしょう。本格的なバス釣りシーズンの「開幕」です。
そして釣り友達と内輪の「ミニ・トーナメント」を開催している人にとっては、年間トーナメントの開始時期でもあります。そこで今回は私・野池小僧から、トーナメントルールについて提案をさせていただきます。

  トーナメントルール案: キーパーサイズ25cm以上
              計2〜3匹の合計全長(または重量)

まず最初に、ちゃんと「キーパー匹数」を定めることをお願いします。匹数を定めないと、結局は「数釣り大会」になり、魚の大小を問わない「乱獲」になりがちです。これは、これから大物に成長する(かもしれない)小バスたちにむやみなプレッシャーを掛けることにもなります。
また、バス釣りを始めて1〜2年の人であれば「数釣り」は、経験を積み重ねるための「意味のある行為」に成り得ますが、経験豊かなバサーにとっては「小技」や「セコ釣り」を繰り返すだけの「流れ作業の釣り」になってしまいます。安定して「数」を釣る実力が身についたら、次は「質」を高めることに注意を向けてください。

キーパー匹数について、プロトーナメントでは5匹が主流ですが、榛原や相良の野池で年間を通してキーパー5匹を揃えるのは至難の技です。(特に早春や真夏の低活性時)2〜3匹が妥当な線ではないでしょうか。
1日を通して計5〜6匹のバス(キーパーサイズ)をキャッチし、入れ換えをしながら、2〜3匹を申告する...こんな釣りが理想的だと私は思います。

「キーパーサイズ(例.25cm以上)」についても「小バス保護」の観点から、ぜひ設けて欲しいと思います。真夏のクソ暑い時、どうしてもキーパーサイズが釣れない。そんな時フッとワンド奥を見ると、小バスたちが群れて遊んでいる。よし!コイツを超セコセコ・ワームのノーシンカーリグで攻めよう...結局トーナメント参加者全員での「超セコ釣り大会」になってしまいます。そんなタフ時には、いいじゃないですか「ボウズ」で。止めましょう、弱い者イジメは。

またキーパーサイズと匹数を定めることで、釣りに「作戦」が生まれてきます。数多く釣って「入れ換え」を繰り返す作戦。「どうせキーパー匹数が決まっているのだから」と数釣りを止めて、最初から良型に照準を絞って釣りをする作戦。ルアーサイズ(特にソフトベイト)を大きめにして、小バスを避ける作戦...人によって色々でしょう。そしてトーナメント終了後、優勝者がどんな作戦をとっていたのか、みんなで聞き耳を立てるのも一興です。単に「○○社の××ルアーの??色で釣った」などという勝利者インタビューよりも有益だと思います。

色々とルールについて書きましたが、みなさん各々置かれた状況が異なります。(釣りの経験、トーナメントを行う池、参加人数など) 私の提案は「ふ〜ん、そんな意見もあるんだ」という程度に捉えてください。決して強制したり、無理に薦めるものではありません。特にフローターよりも条件が不利で、数釣りを期待しにくい「丘っぱり」では、キーパー匹数を定めること自体が「無意味」かもしれません。(キーパー匹数の魚を釣るのが難しい)それぞれが置かれた状況の中で楽しく、そして互いの釣りのレベルUPを期待できるルールを設けてください。(2000.2.28)

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【 サイトフィッシング 】


雑誌「Basser 4月号」でご覧になった人もいるかもしれませんが...1月に行われた米 B.A.S.S.トップ150トーナメントで「とんでもない記録」が出ました。優勝したディーン・ロハスがトーナメント期間中(4日間)にウェイインしたバスの総重量、なんと108Lb 12oz(約50kg)!! B.A.S.S.史上の最高記録です。

彼の釣り方は、スポーニングベッドを狙ったサイトフィッシング。非常に強力な...強力すぎるパターンです。

最近は一般バサーの間でも定着した「サイトフィッシング」ですが、私自身はほとんどやったことがありません。これは「サイトフィッシングが嫌い or 苦手」というわけではなく、「今までにやる機会がなかった」というのがその理由。そもそもサイトフィッシング自体が新しい釣り方で、私がバス釣りのイロハを学んだ学生時代(約10年前)にはこのような釣り方はありませんでした。(一部のトッププロは知っていたのかもしれませんが)

フローターでの釣りをメインとしている今は、目線が低いため水中にいるバスの姿はなかなか見えません。しかし機会があればチャレンジしたいと考えています。非常に強いパターンであることは既知なのですから、無視する手はありません。
また、スポーニング中のバスを釣ることに関しては賛否両論あるかと思いますが、これは釣り人各々の判断に任せればよいのではないでしょうか。目くじらを立てて「産卵中のバスを釣ってはいけない!!」と他人を非難するべきではないと思います。もちろん「スポーニング中のバスは釣らない」とのポリシーを持っている人には、拍手を送ります。

ところで、ディーン・ロハスのウィニングルアー「ホワイトのリザード」。気になりますね。
また、リザードと共に彼の手中に収まっている紫色のソフトベイト(P89写真最下段)も気になります。(2001.3.5)

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【 タイムラグ 】


昨年末、気温&水温の低下によってバスの活性が徐々に低くなる中、ちょっと面白いことに気付きました。

平野部の近くにある「日当たりの良い池」が軒並み沈黙したのに対して、山間部にある「日当たりの悪い池」がいつまでも釣れ続けたのです。1回や2回の釣行であれば「偶然」ということも考えられますが、この状態がしばらく続き、、山間部の池が沈黙したのは約1ケ月後でした。つまり...(バス釣りに関して)季節の変化に1ケ月のタイムラグが生じたのです。

これは私にとって「予想外の結果」でした。「(若干ではあるが)標高が高くて、日当たりの悪い山間部の池から冬に突入するだろう」と予想していたのです。しかし現実は逆でした。ナゼこのような結果になったのでしょうか?

理由として、まず考えられるのは「風」。風向きにもよりますが、周りの山々によって風が遮られがちな山間部の池よりも、平野部に近い池のほうが冷たい季節風が吹き込みやすいのかもしれません。
また、もうひとつの理由として考えられるのは「シェード」。晩秋〜冬は雨が少ないため、池水の透明度が非常に高くなります。夏に見えなかった池底が、丸見えになっているところもあります。日当たりの良い池では、直射日光を嫌った魚がディープに落ちてしまったのかしれません。
その他、理屈をコネればいくらでも原因は考えられますが、いずれも私の「想像」の域を脱しません。

巷に溢れる雑誌を見れば、「冬はここで釣れ!」「早春のポイントはここだ!」といった解説を得ることができますが「現実」はそう簡単ではありません。我々野池バサーは、各季節に合わせて「少しでも釣りやすい池」を選ぶことから始まります。ポイントを選ぶ前に「池を選ぶ」という大仕事が待っているのです。
もちろん理屈だけで池を選ぶことは不可能。私のように予想を大ハズシすることもあります。(私がヘタなだけ?)頻繁に池に足を運び、あちこちのポイントにルアーを投げ込むまでは何も判りません。実釣が何よりも大切。「理屈」は「理屈」でしかないのです。

そして、釣行を重ね、データを集め、経験を積むことで、もし各々の池の季節の移り変わりを(ある程度)把握することができたなら...年間を通してより有利な池を選択し、常に「オイシイ釣り」を楽しむことができます。どうですか、ワクワクしてきませんか?

さて来(きた)るべき「春」、どの池から釣れ始めるのでしょうか?
まだ冷たい風を避けることができる「山間部の池」でしょうか、日光による水温上昇を期待できる「平野部に近い池」でしょうか、水温が上がりやすいと言われている(?)マッディな池でしょうか、それともクリアな池、浅い池、深い池...実釣するまでその答えは判りません。
釣りに行きましょう。データを集め、経験を積みましょう。春...楽しみです。(2001.3.8)

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【 雑誌の功罪 】


みなさんは、釣り雑誌を買いますか?
「雑誌大好き」の私はつい何冊も買ってしまうので、自粛するよう(なるべく買わないように)心掛けているのですが...先月はBasser、ロッド and リール、バスワールド、ルアーマガジンの計4誌を購入しました。結構、買ってますね。(^^;)
私が雑誌を購入するのは、単に「読んで楽しいから」という理由に加えて、「(新製品などの)情報を得たい」という目的もあります。しかし実は...もっと根深いところで、雑誌は私たちの「バス釣り」に大きな影響を与えています。そこで、今回はちょっと真面目に(?)「雑誌の功罪」について考えてみました。

雑誌の功績 :

一番の功績は「バス釣りを普及させたこと」でしょう。昔は限られた人だけの「かなりオタク度の高い遊び」であったバス釣りに、多くのビギナーを誘い込み、今や「メジャーな遊び」と呼ばれるにまで普及したのは雑誌のおかげです。
またバス釣り人口が増え、市場規模が大きくなることによって、優れた商品が各社から売り出されました。タックル全般について、10年前とは比べようがないほど充実しています。また米国からの輸入品(エレクトリックモータ、フローターなど)は驚くほど安価になりました。これも「普及」によってもたらされたウレシイ副産物です。

もうひとつの功績は「技術面でのレベルUP」。プロや達人の技術を紙面で紹介することによって、日本のバス釣りのレベルUPを後押ししました。特に初期の「Basser」誌には先進的な全米プロの技術がふんだんに掲載されており、まだ発展途上であった日本のバサーにとっては格好の教科書でした。現在「バスプロ」と呼ばれている人たちも、当時の「Basser」誌を夢中になって読んでいたはずです。

雑誌による悪影響 :

雑誌に関して私が憂慮しているのは「商業主義の蔓延」です。単に「広告ぺージが多い」というということではなく、編集部で書かれた記事も含めて、メーカー寄りの「モノ売り(商売)」的な視点で雑誌が作られている気がしてなりません。

新ルアーに搭載された○○システム、爆釣カラー、○○プロジェクト...釣具メーカー(または契約プロ)が商売のために考え出した「屁理屈」が、誌面に丸写しされています。自分は雑誌とは名ばかりの「広告」を買ってしまったのでは?と感じることも多々あります。
常識を持った大人(おとな)であれば、「あのメーカー、またヘンテコな理屈をこねているよ」とか「この雑誌、またチョウチン記事(メーカー寄りの宣伝記事)を書いているよ」といった冷静な(冷めた?)見方ができます。しかし、商業主義に対する「免疫」がまだできていない子供や若者は「イチコロ」です。正(まさ)に「カモネギ状態」。

よく見かける「タックルのランキング記事(人気ロッドベスト10など)」も、読者アンケートの結果は参考程度で、広告主の製品を当たり障りないように並べたとしか思えないないモノが見受けられます。(タックルにランキングをつけること自体が、無意味でムダな行為にしか思えないのですが)
また、現在のバカげた「プレミアルアー・ブーム」についても、雑誌が油を注ぎ続けた結果だと思います。一部の人気メーカーへの「ヨイショ記事」には、呆れてモノが言えません。

「モノを売る側(メーカー)」から「買う側(消費者)」に向かって大量の情報が垂れ流しになっている今、ムダな情報をふるい落とし、有益な情報を選別する「フィルター」の役目を雑誌に期待するのはムリなのでしょうか? メーカー(所属プロ)やショップではなく、読者の方向を向いた誌面作りが望まれます。(2001.3.12)

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