3%人間の輪を広げよう!!!

 
 
『ある大学でほぼ人生の勝負がついていると思われる65歳の人たちに、「あなたの 独断と偏見で結構ですから、現在までの人生はいかがでしたか。また、今後どの ようにいけそうですか。」という質問をしました。 現在の年齢における、 経済面、家庭面、健康面、教養面、精神面、社会面などからの自分の達成度と 満足度、将来性を問うたものです。 その結果、私の人生は思い通りです、今後もこれでいそうですと答えた人は、 わずかに3%の人たちしかいませんでした。』

田中 健氏 あなた流「幸創学」のすすめ より

 
 
 

 青   春   サミュエル・ウルマン
 
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言
うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦
を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様
相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。
理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを
増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や狐疑や、
不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く
人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き
得るものは何か。曰く、「驚異えの愛慕心」空にひらめく
星晨、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽迎、事
に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、
人生への歓喜と興味。
  人は信念と共に若く  疑惑と共に老ゆる。
  人は自信と共に若く  恐怖と共に老ゆる。
  希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大偉力
との霊感を受ける限り人の若さは失われない。これらの
霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人
は全くに老いて神の憐みを乞うる他はなくなる。

 
 

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