学校週完全5日制対策としての
NHK「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」を活用した
総合的な学習の提案
 

 
 NHKのテレビ番組「プロジェクトX 〜挑戦者たち〜」が、平成12年3月放送開始以来、 社会現象といってもいいほど各方面に感動を与えている。
この番組に感動し、自らプロジェクトXを立ち上げ完遂にいそしんでいる人もいると思う。
 しかし、ほとんどの人はその感動を自らの生き様に反映させたいとまでは思いながらも、 なかなかそう出来ないもどかしさを抱いて生活を続け、また今週も新たな「プロジェクトX 〜挑戦者たち〜」を見て涙を流しているのが現状ではないかと思う。
また、「プロジェクトX」の感動とは無縁の毎日を送っている人も多い。
「プロジェクトX 〜挑戦者たち〜」のチーフプロデューサー今井 彰氏の言によれば、 貫き通しているテーマは、
        思いは、かなう。
であるという。これこそ、まさにこれからの若者に伝えたいことではないか。

 国の教育方針で新年度から
  1、週完全5日制が導入される
  2、総合的な学習の時間をより充実させる
となります。1と2を同時に満足させるべく「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」を活用した下記のような方策を提案します。
 

 

    A、中学生に呼びかけ、過去に放映された「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」を
        出来るだけ多く見るように呼びかける
      先生、保護者にも呼びかけ同じように出来るだけ多くの番組を見るよう勧める
      地域住民にも同じように勧める
    先生に呼びかけ、総合的な学習の時間に「プロジェクトX」を取り上げてもらう
    B、中学生に呼びかけ、泉陽中学校区の天方、三倉それぞれの地区に過去にあっ
        た「プロジェクトX」を保護者、住民の協力のもとに発掘する
      中学生に呼びかけ、発掘したそれぞれの地区の「プロジェクトX」を、番組
        風に整理編集し、各々の地区住民に対し発表させる
    C、中学生に呼びかけ、A、Bで得られた成果をもとに、保護者と住民が一緒になっ
       て、各々の地区で、これからどんな「プロジェクトX」を立ち上げられるか、
        あるいは過去のものをどのように継続発展させるべきか議論し、具体的な行
        動を起こす
    D、A、B、Cを総合的な学習とリンクさせながら進め、森中学校区、旭が丘中学
        校区にも呼びかけ、相乗効果を発揮させる
    E、願わくば、この運動が町外にも波及し、やがては県外にも波及し、全国の中
        学生がそれぞれの地区の先人の業績に感謝し、地域を誇りに思いながら、自
        信をもってこれからの各々の人生に邁進して行くことが出来るように!

思いは、かなう。

自分にとってもよく、家族にとってもよく、地域にとってもよく、町にとってもよく、県に とってもよく、国にとってもよく、世界にとってもよいことならなお!
WINーLOSEからWIN−WINへの意識改革!!
 

文責:平成14年度泉陽中学校PTA会長 田邊 哲(たなべさとし)

 

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