よい「口ぐせ」を身につけよう! |
「口ぐせ」デザイナー誕生秘話 |
名刺交換した後、私の名刺の裏を読みながら、・「口ぐせ」デザイナー、ってなんですか?と聞かれることがある。 それに対して、私は、『素晴らしい人生を送っている人の「口ぐせ」と、問題有り人生を送っている人の「口ぐせ」は明らかに違います。素晴らしい人生を送りたかったら、素晴らしい人生を送っている人と同じ、よい「口ぐせ」を身につけましょう!と、アドバイスしているんですよ。』と答えている。 でも、とか、しかし、と言わずまず肯定する。 難しい、という言葉を使わない。忙しい、と言わない。無理、と言わない。出来る訳がない、と言わない。 「習慣」「くせ」を変えるとは新たな「習慣」「くせ」を作ることだ。 一歩一歩ではあるが繰り返しと時間を味方に、私の「口ぐせ」は新たな「口ぐせ」に変わっていった。そして16年間の積み重ねは私の心や精神までも確実に変えた。一人密かに始めた私が、他人の「口ぐせ」まで変えたいと思うようになってしまったのだ。 「口ぐせ」デザイナー誕生である。 会合である人がいい提案をする。すぐ、ある人が「それはいい考えだが、難しいナー」次の人が「難しいよなー」。 これでは、折角いい提案がなされたのに会合の場がかえって沈んでしまう。 難しい、という言葉を使って得をする人はいない。 こう変えてみたらどうだろう。ある人がいい提案をする。貴方もその案がいいと思ったのなら、たとえ実現するのが難しそうな事でも、「それはいい考えだ!」とまず肯定しよう。そしてこう質問する。「どうしたらそれが実現できると思う?」提案した人は嬉々として自分が考えている実現方法を語るに違いない。語られた方法を不可能だと思っても、難しい、とか、不可能だ、と言わず、まず「なるほど」と肯定し、「なぜ、そのように考えるのですか?」と質問する。 特に厳しいレースでゴールまで残り2キロなら、まだ2キロもある、のではなく2キロしかない!と声を出して言おう。 富士登山も同じ。まだ8合目ではなく、もう8合目! 楽しそうに身振りも大袈裟に大きな声で言おう!苦しかったら余計楽しそうに言おう! 大好きな日本酒の一升瓶が残り一合なら、一合しかないのではなく、一合も残っている。 そう、不景気も、折角不景気! 思い通りの人生を生きる健康な人は、よい「口ぐせ」を持っている。 |
災禍転福貧乏神神社三倉分社 祭主 田邊哲(タナベサトシ) |