モーリタニア都市別ガイド

ヌアクショット アタール シンゲッティ
テルジット ネマと希望街道 ワラッタ




テルジット Terdjit


岩山に登って眺めた村の全景。田舎だなぁ。
オアシステルジットは大峡谷の谷間にある小さな村。
岩山が強烈な日差しをさえぎり、心地よい影を作る。細い谷間の奥からはこんこんと水が湧き出し、青々とした椰子の木が緑の道を作っている。
水というのはこんなにも活力に満ち、人の心を満たすものか。

一日数名の観光客が訪れる公園がある他は、あまりにも素朴な遊牧民の生活が見られるこのオアシスで、しばし休息して心をいっぱい潤したい。


■   ■   ■


テルジットのみどころ


■村自体■


車を降りた時、あまりの田舎っぽりに呆然。「・・・・オアシスってどこよ?」


超おんぼろトラックに揺られてこの村に到着したときは、驚いた。のこのこ的決まり台詞の「なんじゃこりゃ?」を通り越して、しばし呆然・・・・・。

私が持っていったガイドには「ここ数年でホテルが次々と建って、すっかり観光地になってしまった」と書いてあった。だから当然、緑がきれいで観光地化したオアシス都市だろう、と想像していたのだ。

それが、なんと言おうか・・・・今まで訪れたどこにも似ていない景色。
谷底。隠れ場。ちんまり。しかも、ド田舎なのだ! 周りは岩山のかけらを積み上げた粗末な石の家か椰子噴きの家ばかり。店もなければ車もない。 私は即座に乗って来た車のドライバーに帰路の足をお願いし、乗車の日時を約束した・・・・・・・。

テルジットのみどころは、なんといってもこのロケーション! ほかのどこにも似ていない、ステキな、なんともくつろげる場所なのだ。
石や椰子でできた伝統家屋、井戸、小川・・・・・。この村をのんびり歩くのはとても楽しい。
村の背後に切り立つ険しい岩山も、意外と簡単に登ることができるので、ぜひとも登って雄大な景色やこの魅力的なオアシスの全景を楽しんでほしい。


■オアシス公園■

この国では珍しく入場料を取る観光地。(700ウギア)
宿のある村の中心地から、椰子の木がニョキニョキ生えている村のメインロード(小道)をプラプラ10分程歩くと、「ここから先は有料です。入場料700ウギア払いなさい〜」と書かれているだけで誰もいないゲートらしきものがある。 無視して進むといつかはスタッフともただの村人とも見分けのつかない人が現れ、料金を徴収される。 

チョロチョロと小川が流れている気持ちのいい道を冒険気分で進んでいくと、休憩所(食事や宿泊もできる)があり、岩山から湧き水が流れ落ちていたり、小魚が泳いでいる天然のプールがあったりして楽しい。せっかくだから水に漬かって遊ぶと楽しい!

さらに進むと岩山の底だったのが急に視界が開け、岩山の上に出てすばらしい峡谷の景観を楽しめる。

ひとめぐりするだけならさほど時間もかからない場所なので、時間がない人もテルジットはぜひ立ち寄ってほしい。

 
水源にある天然のプール。気持ちいい!    岩山を登るとすばらしい景色!



宿と食事


■宿■

Aubege des Caravannes(オーベルジュ・デ・キャラバン)

部屋 1人 1000ウギア
シャワーのみの利用は交渉で一人300ウギア(テントの人等)
トイレ、水シャワー共同  
朝食 600ウギア 夕食1200ウギア(水のボトル付) 
コーラなどのジュース300ウギア

安いのにすごくきれいで快適でリゾート気分になる宿。団体観光客が利用するようだ。
部屋は一棟づつの丸い伝統家屋。中庭の常設テントにも宿泊可能。
村自体には電気も水道もないが、
自家発電で24時間電気が使える上に、宿の敷地に井戸もあって、トイレも洗面所もシャワーも蛇口をひねれば水が出て、とてもきれいで申し分ない。

宿は他は園内の施設がある。 だが園内は薄暗いし、あちこちにある水溜りにはボウフラが沸いていて夜になると蚊が飛び回るので、おすすめしない。


外は田舎でもここは別世界!とっても快適な宿。


■食事■

この村ではパンも買えない。売店も2件ほどあるが、昼間ほとんど閉まっている上に水一本が300ウギアもする。 食事は宿で頼むしかないが、高いので節約したければアタールで水や食料を買い込んでおくことだ。

園内の休憩所(兼、宿)で食事をオーダーすることもできるが、非常に高く、
朝食1000ウギア、 昼食1500ウギア 夕食1500ウギアもする。


 

移動



■アタールまで■
村の仕入用トラックで80km90分。
村には車は数台しかないので、事前に頼んでおけば、約束時間に宿まで迎えに来てくれる。

村から10キロ程の分岐点(Jendermori)でアタール行きの車を拾うこともできる。ただし、ここでヌアクショット行きを拾うことは難しい。


★テルジットへの行き方については「アドラール地方の回り方」を参照のこと。
ヌアクショットからはアタール行きの乗合タクシーに乗り、アタールより手前の分岐点(Jendermori)で車を拾って乗り換える。
アタールからはおそらく一日2〜3台。テルジットから来た仕入れの車に乗せてもらうしかない。


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