ネットショップにまつわるWONDER(不思議!不可解!などなど)を集めています。
10月??? |
お楽しみに。 |
10月24日 |
ぽんぽんぽん!といろいろなネットショップをリンクしていき、思いがけないところに辿りついてしまうことがある。今日は、「キャリア女性向のスーツ、ジャケット等の販売」というリンク元の紹介メッセージにつられて見に行ったら、おおっ!「当店は、ダンスウェアショップとして生まれ変わりました。2003年7月」というメッセージが表示され、あっという間に自動的に「社交ダンス専用衣装販売」のネットショップに画面が切り替わってしまった。
以前のネットショップがどんなものかは知らないが、元々女性向けユニフォーム製造業だったこの会社が、女性向けの服をネットショップで販売するのは当然の流れ。しかし、「キャリア女性向のスーツ、ジャケット等の販売」ではあまりにも漠然としすぎており、一口に女性といっても好みは千差万別。おまけに競合ひしめいている業界だ。おそらく売上は予想を下回っていたのだろう。
そして、社内でどんな経緯があったかはわからないが、社交ダンス専門へという方針変更。これは、今、こうして書いていれば当然の流れと思われるかもしれないが、この決断をどのタイミングで誰が下し、いつ次のアクションを実行するかというのは大変重要なことだ。誰だって、今、行っていることを止めて、全く別のことを始めるのは二の足を踏む。もちろん企業においても同じだ。むしろ、ヒトが多い分だけ(組織が大きいほど)、方針変更には時間がかかってしまうこともある。
今、Googleで「社交ダンス 衣装」というキーワードで検索すると、該当する4370件中、このネットショップは4位に表示される。ところが、「キャリア 女性 スーツ」で検索すると、20700件も該当するサイトがある。検索が売れる秘訣のすべてではないが、この生まれ変わりは確実な前進だ。社交ダンスにかかわるヒトに強く訴求すればいいのだから。その分野において確実に必要とされる商品を必要としている顧客に提供するという商売の原点として今後の伸びが期待される。現在の市場規模は小さいが、これから団塊の世代が社交ダンスの世界に押し寄せてくるという期待もある。
経営状態のかんばしくない製造業がネットで直販をというプランは後を立たないが、実店舗を有する小売業でさえネットショップの競争の渦の中で闘っているのだ。まして、エンドユーザーとの接点の少なかった(慣れていない)製造業がネットショップを立ち上げて、ある日突然売上が伸びる確率は、宝くじに当たるより少ない。なめたら、あかんぜよ〜(夏目雅子風)、です。
このユニフォーム会社のように自社の専門性と対象となる顧客層をじっくりと見極めて(時間をかけるという意味ではないですよ)、しっかりと舵を取っていただきたいと思っている。 |
10月19日 |
今日の日経13面は「ネットで買い物安全決済術」。
これによると、利用者の8割以上がクレジットカード決済(バガボンド調べ)だが、「商品が届かないのに代金の引き落としがされた」、カードの個人情報が漏れて悪用された」といった国民生活センターへ寄せられる苦情が年々増加しているという。
そこで、アメリカやオーストラリアで普及し始めたカードの所有者かどうかを確かめる個人認証制度が日本でも始まったそうだ。ビザ・インターナショナルはカード決済時に、IDとパスワードを必要とするシステムを導入し、今後マスターカードやJCBも同システムの導入を予定しているそうだ。
この記事は経済部の宇野沢喜一郎氏によるもので、前段の状況はその通りである。そして、同氏は最後にこう締めくくっている。「ネットショッピングを利用する際には、最新の動きを絶えず確かめることが欠かせない」。
ちょっと待ってほしい。上記のシステムはめんどうだが、自分の身を守るためにはしかたないかなとも思う。しかし!買い物するために最新の動きをチェックするなんて、顧客にとってストレスとなるようなことは本来さけたいものだ。ナンセンス(なんだか懐かしいことば)。
ネットショップへの不信感を払拭するために、当然、ネットショップ側にも顧客の安全を確保する努力が求められる。そして、上記のシステムが導入されても、ネットショップ側で顧客が買いやすいように誘導する仕組み、画面遷移や説明文などに工夫をすること=顧客に安心感を提示することが不可欠だし、事実、多くのネットショップはそのための努力を行っている。同じ商品が同じ発売日に一斉に多くのネットショップで発売されるのだ。顧客の安全を確保できないネットショップはどんどん淘汰されている。
自分の身は自分で守らなきゃならないが、こんな記事の書かれようでは、いつまでたってもネットショップは敷居が高いものと受け取られかねない。同氏を個人攻撃するつもりではなく、むしろ影響力の大きいメディアならではのネットショップへの取り組みに期待したい。
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10月18日 |
ちょっと書きそこなっていたけれど、先日、楽天市場からメールが届いた。内容は、セールの案内。
●日本シリーズ開幕セール
開始:10月18日予定
終了:日本一が決定するまで
●日本シリーズ優勝おめでとうセール(仮)
開始:日本一が決定した日
終了:日本一が決定した日から7日後
※優勝決定チームにからめた半額セールになります
そうでした!阪神が優勝して、ダイエーが優勝したら、次は日本シリーズがあったのでした!ということは、当然便乗セールがある、ということを予測していませんでした。あぁ。
先月の阪神優勝便乗セールはほんとうにうっとおしいの一言に尽きた。さらに、ダイエー優勝にも便乗しているネットショップに驚いたことは以前書いた通り。で、今日から始まる便乗セールに関しての疑問といえば、両方とも優勝おめでとうセールやってたネットショップがどっちを応援するのかということ。かっこつけて言えば、いったいどんなスタンスでセールをするかということ。どうでもいいけれど、いずれメルマガで判明するだろう。
こんな時に、超マイペースで読んで楽しいメルマガをくれる店があるといいな〜。その時には、ここでお知らせします。
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10月15日 |
毎日100通近くのメルマガが届く。読むかどうかは、たいてい件名で決まる。ほとんどのヒトがそうだろう。
さて流行を生みだす楽天市場の出店各社に現在浸透中?と思われるのが、件名のアタマの空白。他のメールよりも1〜3文字の空白を入れて件名が始まり、簡単な話し言葉で完結に終了。また、さらに少し空白を入れて続けるパターン。たとえば、「 売れてます!! ・・・」とか、「 ○△祭り 開催中!」とか、「 あと2時間ですよ 」などなど。たしかに、ずらずら並んでいるメルマガの中で、ちょっとへこんでいて、短い文章は目立つ。【】、●、■、♪、☆や顔文字で目立とうという今までのたくさんのメルマガの対極。たぶん、こんなふうにしてみたら、メルマガのクリック率が上がったという成功事例紹介が非公開でネットショップマスターたちに伝わっているのだろう。
改めて見てみると、5月から6月頃に受け取ったメールから急激に増えている。たしかに効果的だもの。でもね、最近、またいちだんと多いんです、アタマの空白。そうなると、またアタマが揃ってしまって、目立たないわけで・・・。これからもっとたくさんのネットショップがメルマガの件名に空白つけるかも?で、ますます目立たない。さて、その時、次の秘策は?
そういったワザに頼らず、必ず読むメルマガって、どんなものだろう?いくつか理由を考えてみた。これについては、別の日にゆっくり書いてみたい。
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10月14日 |
「電子マネーも使えるクレジットカードはいかが?とメルマガでのお誘いにつられ、申し込みサイトに行ったら、身に覚えのない「不正」なエラーの文字。問い合わせメールアドレスに連絡しても返事なし。翌週、メルマガで同じカードの案内が!?思い出して再挑戦するも、玉砕。メールで問い合わせ。返事がない。そのまた翌週、メルマガで・・・(以下、同文)。お願いだから思い出させないでほしい。」といったことを、先日トップページにのせた。この1ヶ月に、カード勧誘メルマガ3通、問い合わせ3回。
返事がないならないで、そのままでもいいけれど、メルマガを見るたびに思い出して落ち着かないので、この会社の他の連絡先はないか、探してみた。
問い合わせ電話番号はフリーダイヤルではなく東京の局番。平日9時から5時までが受付時間。FAX番号もない。全国各地の支店も電話番号のみで、FAX番号とメールはナシ。あちらこちらとサイトを見て回り、ようやく見つけた別の部署のメールアドレスに、どうせ転送されるだけと思ったけれど、試しに問い合わせメールを送ってみた。
すると、その2時間後にメールの返事が届く。しかも、ナシのつぶてだった例のメールアドレスから。「エラーの原因は調査中のため、カード申し込み用紙は郵送」ということで、あっ、なるほどと納得して出かけ、帰ってきたら、担当者から丁重な留守電メッセージあり。そして今朝、速達でカード申込み書到着。
その昔、サイトにメールアドレスがまったく出てなく、問い合わせは平日9時-5時、電話はほとんど話中という大Microsoft様&メーカー様の対応に慣れてしまったせいか(もちろん、今は体制も変わり、至れり尽くせり、ですが。)、商品についての問い合わせメールに返事がこなくても怒りはない。そういう会社か、と思うだけだが、今回の一連の動きは喜ぶべきか、なんとも言葉がない。
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10月10日 |
「おいしくて安全な食べ物を買いやすい価格で」。これが、ユニクロの始めた農産物や畜産物の販売事業の会社=株式会社 エフアール・フーズの「SKIP」のコンセプトだ。テント販売から実店舗へ進み、今日、6号店が横浜のあざみ野にオープンとのメールが届いた。ネットでも昨年から販売を始めていたのだが、ようやくお試しセットを購入してみた。
お試しセットは、送料無料、内容おまかせで1,700円。我が家に届いた時は、「高濃度トマト1個、プチトマト5個、なし2個、きゅうり5本、ピーマン3〜4個に牛乳1本」。これは近所のスーパーで買うのとほとんど変わらず、しかも送料無料。おそらく利益がごくわずかだろう。しかも、スーパーの商品よりも高品質といううたい文句通り、おいしかった。おすすめです。
これで満足した顧客向けに、2週間に一度内容おまかせ定期便の「SKIPクラブ」と好きなものをいつでも買える「SKIPストア」が用意されている。ちなみにここ静岡までの送料が前者は500円、後者は550円。お手ごろである。
毎日のおつかいは母の楽しみでもあるので、我が家で注文することはないと思うが、留守がちな方や、品質にこだわる方などなど、需要は見こまれる。
こういうステップを踏んで購入を促進する手法はよくあるけれど、お試しセットが良心的だったので、今後も伸びていってほしいなと思いました(=ユニクロ=ファストリテイリングを応援しているわけではないですよ)。
おもしろかったのは、この中に入っていた「おいしい牛乳」。このお乳を出す福島県阿武隈高原の牛たちは、あの永田農法で作ったカテキンたっぷりの茶葉を配合した有機飼料を食べ、鼻輪をつけずにのびのびと育っているそうだ。牛乳のパッケージに記載されている。
さて、このモーモーちゃんの吸収したカテキンパワー(制がん作用とか)はお乳を経て、私の身体にも作用するのであろうか?そうだったらいいと思うけれど、そんなことが判明するのも恐ろしく、トレサビリティにも程がある?・・・と思ってみたりもする。
※SKIP:http://www.e-skip.com/
それぞれの野菜の安全検査情報(栽培履歴含む)が掲載されています。
※ブランド名SKIPの由来
「スキップしたくなるような楽しさをお客様に提供したいという想いと、生産から販売まで、一貫して手がけることにより、生産者と消費者を直接結び付け、間にあるものをスキップするという意味」だそうである。
この名前の由来にはもっと意味があると思ったので、ちょっとがっかり。例えば、Sは安全=SafetyのS、とか、ナントカ。
お客さんがみんなでスキップしながら店内にいたら?それとも、まずは従業員がスキップして楽しさを演出している店とか。そんな中で買い物するのって、たいへんそう・・・。(冗談ですよん) |
10月7日 |
気になっている。しかし買うのをためらっている。で、また見る。紹介商品はごくわずかで、以前と変わらない。でも気になる。プレゼントする相手も見つからない。今日は、そんなネットショップの紹介です。
仏戯庵 _「ぬり絵」写仏巡礼 _
http://www.l-and-p.co.jp/index.html
サイトの名前が「仏戯庵」。仏と戯れるイオリである。で、「神秘的な仏の世界を、ぬり絵感覚で仕上げるカラフルで楽しい写仏」の提案だ。仏と戯れて・・・いんだろうか。WONDER。。。
販売しているのは、テキスト・下図や紋様シールセット1,500円から、高いものは色鉛筆付きのものまで。仏様だけでなく、観音様シリーズもあり。ぬっていると、世間の喧騒を忘れ、おだやかで優しい気持ちになれるらしい。「癒しの時代」ならではの商品だ。
この会社では販売だけではなく、教室も開催しており、さらに、「ぬり絵写仏彩色家」のプロ養成講座(通信教育)まで手がけている。「資格の時代」とも言われて久しいが、この資格=「ぬり絵写仏彩色家」を取得すると(この会社独自で認定)、教室を開講し、指導者として活躍できるらしい。商品購入の顧客層はおおよそ想像されるが、いったいこの商品はどこから出てきたものか?どんな発想から生まれたものか?しかも実用登録済み。時代の風に、こんなにベタな商品をうみだすとは、いったい今までどんな商売をしていた会社なのか?気になる。
なぜサッサと買わないかというと、買ってしまうと、適当にササッとぬって一丁あがり!と言いそうだからである。丁寧にぬったところで、できあがった絵をどうしたらいいのでしょう???自室に飾るのもためらわれ。。。はてしなく、WONDER。 |
10月5日 |
毀誉褒貶ありながら、やはりショッピングモールの中ではいまだに楽天市場が一番人気だ。最近出店数を増やしているYahoo!ショッピング、しつこくしつこく出店セミナーを全国各地で開催するBIDDERS等を大きく突き放している。
その原因として、商品分類やアクセスしやすさ(Webユーザビリティ)の違いがあげられる。たとえば、「インナーウェア」を探す客としてアクセスした場合の違い。
Yahoo!ショッピングの場合は、トップページから
ホーム > ファッション > アパレル > 女性用 > 下着・・・と5段階でたどりつき、
商品カテゴリは下記のようになっている。(あいうえお順らしい)
アウトドア用@
アンダーシャツ
ガーターベルト
ガードル
キャミソール
サニタリショーツ@
ショーツ
スパッツ
スリップ
バスローブ@
パジャマ、ネグリジェ@
フレアパンツ
ブラ&ショーツセット
ブラジャー
ペチコート
ボディースーツ
その他
あるいは、BIDDERSの場合、
オークショントップ > ファッション > レディース > インナーウェア・・・と4段階でたどりつき、
商品カテゴリはこれだけ。
インナーウェア 一般(743)
パジャマ(151)
エプロン(216)
靴下(516)
ブラジャー(1,352)
ショーツ(884)
ガードル(117)
キャミソール・スリップ(514)
ボディスーツ(60)
補正下着(251)
セクシーインナー(1,798)
セット(717)
すべての商品(7,319)
対する、楽天市場の場合は
トップ > ファッション > インナーウェア・ナイトウェア・・・と3段階でたどりつき、
商品カテゴリは下記の通り。
レディース
ショーツ(11793)
ブラジャー(5975)
タップパンツ(13)
ストッキング(2072)
キャミソール(1905)
スリップ(1312)
ベビードール(1153)
長袖インナー(407)
ガードル(878)
タップパンツ(62)
補正下着(855)
マタニティ用下着(⇒)
ナイトウェア(1819)
ガーターベルト(330)
セット(2072)
その他(2484)
この3つの商品分類の分け方を見比べただけでも、上記の2つはあまりランジェリーに詳しくないように見受けれられる。細かく説明しても男性諸氏にはわかりにくいと思うので省略してしまうが、たとえば、Yahoo!の冒頭のアウトドア用とか、BIDDERSのエプロンとか。それよりももっと大事な分類があるのだ。楽天との違いを見比べていただきたい。こんなことで、せっかく出店しても顧客が見つけにくいのは、残念なことだ。
ここで目を転じて、ショッピング専門検索エンジンを見てみると、
女性のためにサーチエンジン「Lady's Navi」
http://www.ladysnavi.com/
ホーム >
ファッション > ランジェリー
買いパラ
http://www.kaipara.com/
home > ファッション&アクセサリ > レディースウェア +ランジェリー
どちらも3段階でアクセスできるようになっていることに注目したい。
こんなふうに見つけやすさの工夫には細心の注意をはらってもらいたいと思う。いくら楽天市場がモールとしてトップだからといって、そこに出店しているショップのすべて保証するものではない。ショッピングモールの場合ではなくて、単独のネットショップでも、まるでわざと隠しているかのような深い深い階層に引きずりこまれてしまうことが、まま、ある。
ネットサーフィンはいいけれど、ネットダイビングはいただけない。でしょ?
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10月1日 |
ダイエーホークスが優勝した。しかし、ネットショップでは先日の阪神タイガース優勝のような盛り上がりは見られない。地元福岡のショップを中心とした九州のショップからの優勝セール案内メールがいくつか届いた程度である。
ショッピングモールで見ると、Yahoo!、ネットプライス、BIDDERSは静かである。7dream.comも。それに対し、楽天市場はトップページから24店舗参加の「限定!特設会場 ダイエーホークス優勝記念!半額セール」を7日限定で開催と対照だ。
それよりも驚いたことは、先日、32店の虎キチ店長が結集した阪神優勝セールに参加し、毎日バシバシメールをよこしたショップからダイエー優勝セール案内が届いたことである。何かに便乗した商法はよくあることだ。それにしても節操なさ過ぎな・・・。
どうやら、このショップの店長は重度のセール中毒症にかかっているのではと思われる。セールです、お安くなります、というセールストークで、売上は一時的に上がる。そうなると、なにかセールをしていなければ売れないのではと不安になる。そこで、セールをする。一時的に売れる。セールは成功だ。もうやめられなくなる。セールは媚薬である。このショップがセールをやめたら、おそらく売れないだろう。セールしか顧客にアピールできないのだから。
と書いていて、ふと思いついたのは、もしかすると、この店長にとって商売とはセールという認識かもしれない。その場合、この店は営業している限り、ずっと継続的にセール開催にエネルギーを費やしていくことを厭わないかもしれない。なんだか違うと思うが、それもまた人生、だろうか?
かつて海外に本社を移転までしたヤオハンが倒産した時、マスコミはこぞって大騒ぎだった。今ではイオンの協力で堅実に再生をしており、地元としても、とてもうれしいことだが、あの時は、ああ、やはり・・・と思ったものだった。さかのぼること、その数年前、静岡県内のとあるヤオハン支店に立ち寄ったところ、「創業○○周年」という旗はパタパタとはためいていたが、人影はまばら。店内には特設会場もなく、特にめぼしい商品もなく、ただ、ただ、惰性でやっているような印象だった。
創業○○周年に感慨深いのは、店や企業側である。顧客にとってはトリビアの泉みたいなもの。あ〜私もずいぶん長い間ここで買い物をしているな〜と感慨にふけることが購買意欲につながるだろうか?
同じ創業祭でも、イトーヨーカ堂のように、「創業78周年!だから、日ごろのご愛顧に感謝してお得な7,800円セール開催!」と銘打ち、ほんとにお値打ち商品を出してきてくれたら、顧客も「そうそう、私のご愛顧のおかげよ〜ん」ナンテごきげんうるわしく、「お買い物に行かなくちゃ!」と買い物の言い訳が立つというものだ。
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オフィス ラスト・リゾート
松本眞由美(Mayumi Matsumoto)
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さ
が
し
て
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新
し
い
な
に
か
を
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今
日
も
ま
た
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