浜松の方言集 あ行

共    通 例     文
ああのく 仰向く ああのいて花火見る
ああやって ああして ああやってだまいたのか
あい あいをおく
あい 春秋に着る服 あいのうわっぱりが無いで買ってやあ
あいおいて ある時間すぎて あいおいてからゆやあわかるら
あいく 歩く さあたりあいく
あいさ 間、隙間 そのあいさにはさがった
あいた 飽きた もうあいたでやりゃへん
あいっこ あいこ じぶんばっかとらすとあいっこにしな
あいばさみ 収骨の時二人で挟むこと あいばさみしちゃかん
あいまち 過ち 誰でもあいまちはあるだでくにせんでもいい
あおたぎ ぼやぼや(ぼけっと)している人  
あおたぐ ぼんやりする・脇見する  
あおびょうたん 青白い顔の人  
あか あかは鉄より高く売れる
あかすか 駄目だよ 急にゆったってあかすか
あからむ 実が熟す、熟れる 柿はあからむまで待たんと渋いよ
あからん 開かない 鍵んかってあって あからん
あからんでん 熟れてない まだ あからんでんで 食べちゃかん
あがり 終わり よーあるであがりでえ
あがりはな 入り口の部屋  
あがる 家に入る(靴を脱ぎ)  
あかん 開かない、飽きない  
あがんな 招き入れる あがんなお茶でも出すで招き入れる
あきっしょう 直ぐ飽きる性分 あきっしょうだもんですぐやめちゃう
あきやさん 秋葉山 おふだは あきやさんへ もってく
あくてい 悪口  
あけっぴろげ 開け放す、何でも喋る人 あけっぴろげとくと 蚊がはいるに
あけっぴろげ チャックが開いてる あけっぴろげだに はやくしまいな
あげる 家に入れる(靴を脱ぎ)  
あごと あごとんとこにお弁当ついてる
あさってのほう とんでもない方向 あさってのほうへ とんでっちゃった 
あさっぱら 朝早く こんなあさっぱらからなんしいきただ
あしいれ 足入れ婚・婚前結婚  
あすこ あそこ あすこに めーるら
あすこんとこ あの場所 あすこんとこへ おいた
あそこら あの辺 あそこらに あるら
あたける カンシャクをおこす。暴れる。 あたけるといかんでほっとくか
あたし あたしんとこへ こんけ
あたまきる 床屋へ行く。 あたまきるのどでやってるだー?
あたり年 豊作の年 不作の年はうら年
あたる 災いにあう たたりにあたる
あたる 食中り、食中毒 臭うら あたるといかんでやめな
あたる 暖をとる  
あっかあ あかんぼう、あかちゃん あっかあのもんりいをせにゃならん 
あっこ あそこ あっこにあるでもってきて
あったかい 暖かい あったかいで マフラーやりっせええ
あっちがわ あちら側  
あっちこっち さかさま あっちこっちんなってる
あっつら 有ったでしょう あっつら 無いか へんだなあ
あっぱかさあ がらんとして何も無い様子 あっぱかさーでなんにもないじゃん 
あっぱかさあ しまりがない・阿呆  
あつらえる 着物を注文して作る  
あてこ 繕う あてこするで よこしっせえ
あてこ 破れた所を補修する布・板  
あてずっぽう いいかげん・不確かな事  
あなんぼこ 地面の小穴 よそみしてると、あなんぼこにはまるに
あなんぼち 地面の極小さい穴 あなんぼちからありんこが出てくる 
あぶなっかしい 危ない様子 あぶなっかしいや わしんやるでよこしっせえ
あぶらげ 油揚げ おっしいには あぶらげがあう
あぶらむし ごきぶり  
あぶんない 危ない あぶんないで 行くじゃないに
あべこべ 反対・さかさま あべこべんに なってるに
あほらしい ばからしい あほらしい そんな事きけるかあ
あま 天井裏 あまに わらあげる
あまけ 雨天の日  
あまったれ 甘えん坊  
あまったれる 甘える  
あめえる 甘える すぐあめえるだで
あめま 雨の日の晴れ間  
あめをなめさせる わざと負ける あめをなめさせといて後でとる
あよぶ 歩く あっかああよぶようになったけ
あら 欠点 あらを捜す
あら 魚の内臓、切り落とし  
あらいあげ 食器洗い 食べたらすぐあらいあげをしにゃあだめだに
あらいも 里芋の親芋  
あらいもん 洗う物 あらいもんあったら 出しっせえよ
あらかた 大部分 あらかた すんでる
あらける かき散らす、捜し拡げる あらけていびったほうがいいに
あらく きつく  
あらく 乱暴に  
あらすか 無いよ、有るはずがない そんなもんいまごろきてもあらすか
ありもせん 無い いくら さがいたって ありもせん
ありゃあ あれは  
あるら あるだろう  
あれだら あれだろう  
あれっぱか 少し あれっぱかしか もってきやへん
あわいこ おんぶする時の半纏  
あわさる 混ざる・重なる  
ああわせ 重ね着  
あわせる 混ぜる・重ねる・会わす  
あわたいでる 騒いでいる あわたいでるとおこられるに
あわっくらい あわてんぼう あわっくらいだもんでまたわすれてきただら
あわん 割に合わない 損する そんなあわんことやりたくない
あわんぶく  
あんき 安心 ようやくあんきんなってる
あんたら あなたたち あんたら あたしの わるくち ゆったら
あんなあ あのねえ(話しかけるとき)  
あんなり あれっきり  
あんねえ 姉・年上(女) あんねえだで ちいーたあ がまんしにゃあ
あんねえ あのねえ  
あんばい 様子  
あんぽんたん 馬鹿  
あんま あんまり そうゆうことはあんまゆわんなあ 
あんまし あんまり あんましせわやかすじゃないに 
あんもう 餅  馬鹿 おひなさんだであんもうつく 
共    通 例     文
いい いらん もういい
いいかいな 良いでしょうか  
いいからかす 言いまくる 欲しい欲しいってい いからかす
いいからべー いいかげん そんないいからべーをゆうじゃない
いいきかせる 説得 もうやらんようにいい きかせるで許してやって
いいぐさ 言い方 そのいいぐさはなんだ もんくあるのか
いいけ 良いですか これおれんやってもいいけ 
いいこん 良い事 いいこんすりゃ ほうびもらえる
いいじゃん 良いね にあってるいいじゃん
いいださん 言い出さない おすんばーだもんで なかなかいいださん
いいだら 良いだろう こんなのもいいだら
いいつぎ 口頭連絡  
いいっこ 言い合い いいっこしてるとまたなかされるに
いいとこ いいところ どこへいってきただあ?いいとこ!
いいとこ饅頭 ひ み つ どこへいってきただあ?いいとこ饅頭!
いいに いいよ やらんでもいいに
いいに 似合うよ これあんたにいいに着てみっせい
いいにゃいいだん 良いには良いが いいにゃいいだん手がでんやー
いいぬくい 言いにくい  
いい日 天気が良い日 いい日になったねえ
いいら 良いでしょう いいらほしいだら
いえん 言えない  
行かす 行こう 一緒に行かす
行かすかい 行かない なんちゅっても行かすかい
いかっか 行こうか 跳べんら俺ん行かっか
いがない 張がない 古くていがないでうっちゃるか
いがない 古くて脆い  
いかまいか 行こうか  
いがむ えがむ 虫歯で晴れて顔がいがんでる
いかん 行こう 一緒にいかん
~いかんに ~してはいけない  
~いかんに ~おきなさい あれしなきゃあいかんに
いきまいか 行こう (いかまいか)
いきむ りきむ・力を入れる  
いきりっぽい 蒸し暑い気候 朝からいきりっぽい 
いきる 蒸し暑い いきるで戸をあけなよ 
行くら 行くだろう  
いくらでもない そんな高くない、安い これいくらした? いくらでもないよ
いくらもない 少ししかない、あと少し あそこまではいくらもないですぐだよ
いける 埋める 野菜をいけると長くもつに 
いごかにゃ 動かないと いごかにゃパスはこんに
いごく 動く だるまさんがころんだはいごくとだめだに
いさらい 用水路の掃除 いさらいがすんだで水んくるら
いざり 歩けない障害者  
いじ いじめる いじしちゃだめだに
いじくる いじる  
いじゃ 行こう、おいで 一緒にいじゃ
いずようない 居ずらい、居ても意味がない わしんゆうときがないもんでいずようがない
いぜる(えぜる) いじる あんましいぜると腫れるに
~いた ~した なおいた(直した)話いといた(話しておいた)
いたけ 居ますか おとっさいたけ?いやへんけ?
いたった 居た?(過去) さっきまで いたった
いたっぺら 板切れ いたっぺらを たいつけにする
いたのけ 居たのか いたのけ いやへんともってた
~いちゃう ~しちゃう 燃やいちゃう、放いちゃう
いちんち 一日 いちんちじゅう なにしてるだあ
いっか 居ようか そんなら俺んいっか
いっか 居ないよ いっか、もうとっくに行っちゃたよ
いっこっつ 一個ずつ いっこっつ わけっせえ
いっしょくた 何でもかんでも いっしょくたに煮りゃいいてもんじゃない
いっそ それなら いっそ死んでやりたい
いっちゃう 行ってしまう 早くしんと行っちゃうに
いっちゃかん 行ってはいかん  
いっちょうら 一番良い着物 今日はデートだで いっちょうらを着てくか
いっつか とっくに、すでに いっつかいっちゃったよ
いっつら 行ったら もうみんないっつら
いっつら 言ったら こんやっていっつら
いっとさき 先頭  
いっとん 一番の いっとんいいの着てく
いっぺえ 一杯 こんや いっぺえのむか
いなかっさあ 田舎もの いなかっさあだもんで なんにもしらん
いなんだ いなかった だんでも いなんだ
いのかせ 動かせ 喋ってすと手えいのかせ
いのき 動き いのきをとめてにゃあばれるに
いのく 動く いのくとばれるに
いびる 炒める ごんぼうをいびって きんぴらを作る 
いぶる くすぶる いぶってるもんで もうもうしてるじゃん
いぼり いぼりにはまっちゃいかんで一人でいくじゃないに
いまさっき 先ほど いまさっき来たばっかじゃん
いまじぶん 今頃  
いまで 現代風・流行 いまでのもんじゃないで へんだら
いみ ひび 壁にいみがいってるで直さにゃあ
いみり ひび いみりがでかくならんちに直さにゃあ
いもじる とろろ汁  
いもにい 垢抜けしてない若い男 いもにいだもんで にあわん
いもねえ 垢抜けしてない娘 いもねえは なにきてもよくみえん
いやしんぼう くいしんぼ・あさましい人  
いやったい 嫌な、恥ずかしい いやったいやあできやへん
いやったらしい 嫌らしい、恥ずかしい いやったらしいことやるじゃないに
いやへん 居ない いくらさがいたっても いやへんよ
いらんこん 余計なこと、要らないこと いらんこんしんでもいい
いらんこん 関わりないこと いらんこんだで 黙ってて 
いらんら いらないでしょう ほしいけ いらんら
~いる ~が出来る 将棋やりいるか(将棋は出来るか)
いるけ 居ますか おとっさいるけ
いるけ 要りますか いるけ もういらんら
いれこ 食い違う・すれ違う・互い違い  
いれもん 入れ物 なんか いれもんない?
いれん 入れない おめえはいれん
いれん 居れない つらくてもう そこにはいれん
いろんな いろいろな いろんなこん話さまいか
いん 居ない だんれもいん
~いん ~できない やりいん(やれない)書きいんで(書けないで) 
いんけ 居ないですか だれもいんけ
いんない 古くて脆い いんないですぐ切れる 
いんら 居ないでしょう いんら さがいたってむだだよ
共    通 例     文
うかぶた 五右衛門風呂の浮かぶ中蓋 うかぶたの穴から湯が噴く
うすべり 畳表の上敷き・ござ 夏は畳を上げて うすべりで過ごす
うずまき 旋毛 うずまきん二つある
うそこき うそつき おめえはうそこきだ
うそこけ 嘘言うな うそこけ皆に聞いてみるぞ
うそつけ 嘘言うな うそつけ皆に聞いてみるぞ
うそっこ 仮・練習 反対語は ほんこ
うそまんぱち 嘘八百。うそっぱち うそまんぱち ばっかだで 信じられん
うちかあばり 内弁慶  
うちらんとこ 近所・自分の町 うちらんとこでやって るぜえ
うちんとこ 近所・自分の町 うちんとこはまだ汲み取りだに
うついた 写した、移した うついた?光らんじゃん
うっちゃっちゃう 捨てる これうっちゃっちゃうにいいら
うっちゃっとく 捨てておく もう使えんでうっちゃっとくに
うっちゃっとく 放っておく、知らん顔 うるさいがうっちゃっておきゃいいよ
うっちゃる 捨てる うっちゃるもんがありゃ一緒に持ってくに
うってがえし 花札で捨てて捲ってすぐ上がる  
うっとくれ 売ってください それほしいやあ うっとくれ
うでたまご 茹卵  
うでぬき 手甲  
うでる ゆでる あんこは小豆をうでるだに
うとい 頭が鈍い・とろい  
馬落とし 騎馬戦 馬落としじゃ足ばっかだった
馬かけ 馬を走らせる祭の行事 (流鏑馬)
うまかりそう 美味そう うまかりそうじゃんちーっとちょうだい
競艇 今日海行くけ?
うみっぺた 海の近く  
うむ 化膿する ほっぽっとくとうむに
うむ 蒸し暑い  
うめる ぬるくする 風呂熱いでちーっとうめるか
うら 裏の家  
うら 突端  
うらがあす 裏返す  
うらっかた 裏の方 うらっかたを掃いてくれるけ
うらっぽ 上のほうの先端 うらっぽのほうの柿を取ってくりょ
うら年 不作の年 豊作の年はあたり年
うろおぼえ かすかな記憶  
うわっかあ 表面・上部 うわっかあのきたないのとっときな
うわっぱり 上に着る薄いコート 夜冷えるといかんで うわっぱり持ってく
うわばき スリッパ  
うんと たくさん 大きくならにゃいかんで うんと食べっせえ
うんどうじょう 校庭 うんどうじょうに来なってゆってたに
共    通 例     文
ええかげん いいかげん えーかげんにせんとおこるに
ええかげん 適当 えーかげんにやっときゃいい
ええころはちべえ でたらべな ええころはちべえなことばっかゆっちゃいかん
えがむ ゆがむ おしたらえがむでさわるじゃないに
えごい 口をしめる苦く渋い味  
えごえご 道などがジグザグしている様子 えごえごしてるで真っ直ぐになおさにゃあ 
えぜる(いぜる) いじる あんまりえぜるじゃない また腫れるに
えどる なぞる・写し書き 習字はえどって習うだに
えばる 威張る  
えびつ いびつ・歪んでいる あそこんとこ えびつだに
えべすこ えびす講  
えべっさま 恵比寿様  
えみがいる ひびがはいる (「いみ」とも言うらしい)
えむし 回虫  
えらいめ 大変なこと こんだえらいめにあったねー 
えらい 辛い、疲れる、苦しい きょうはえらいで行けへん 
えらかった 疲れた 今日はえらかった。もうくたくたでえ。
えらそうこく 生意気なことを言う 小僧のくせして えらそうこくな
えらぶってる 偉い人のような態度をとる事 えらぶってるもんで だんでもよりつかん
える 選ぶ えるもんでゆくてがない
共    通 例     文
おいっこ おいっこのよめっこ
おいといて 置いておいて  
おいでる 居ますか 奥さんはおいでる
おいはん お夕飯  
おいれ 熱い汁に冷や飯を入れたもの  
おえ・おおえ 畳の部屋  
おえす 終わろう  
おえる 終わる  
おえる 痛む・患う  
おえん 終わらない 暗くなっただにまだおえんけ
おえん 悪い事、良くないこと そりゃあおえんやぁ
おーかん 街道 車にひかれるで おーかんで遊んじゃいかん 
おーころ たんきり飴にきな粉をまぶした菓子  
おおごっつおう 豪華なご馳走  
おおごと 大変な事 ほっときゃ おおごとに なるとこだった
おおし  
おおしんつくつく つくつくぼーし  
おーど 庭 庭先 おーどを掃いときな
おおぶり 大雨  
おおぼったい 腫れたような おなかがおーぼったい
おがこ おがくず  
おき 木が燃え終り炭化した状態 消壷に入れておき火付け用に使う
おく おくて・成熟が遅い うちんのはおくで なんにもしらん
おくち 馬かけの口取りの人 おくちは 一緒に走らにゃかん
おくっせえ ください  
おくど かまど  
おこうこ たくわん たくわんをお品ぶってゆうとおこうこ
おこれる 頭にくる、怒れてくる 怒れる事ばっかゆうだもんでほんとにおこれる
おごんでる 濁っている  
おこんにち 餅(もち米に白米を混ぜて搗く)  
おざいしょ 実家、故郷 おねんきでおざいしょへ行く 
おしいこ 小便 おしいこしとかんともらすに
おじいさ おじいさん  
おしいて 教えて おしいてやらん
おしぎり 押し切り・飼料を刻む道具  
おしたし おひたし  
おしつ お櫃  
おしまい 終わり  
おしめ おむつ しんめえをひいよくゆうとおしめ
おしめえ 終わり おめえもこれでおしめえだな
おしめり 晴天続きの後に降る適度な雨 いいおしめりだねえ
おじや 雑炊  
おじゃん だめ おじゃんになる
おしわる 教わる(おそわる) 教えてもらうもんで おしわるともってた
おすんばー 恥ずかしがりの人 おすんばーだもんで でれやせん
~おせん ~きれない しおせん(やりきれない)はなしおせん(話きれない)
おぞい 物が悪い  
おた 冗談 おたこいてすと てえ いのかせ
おだいさま お金持ちの家  
おだちん 手伝いした時に貰う金 おーどはいたで おだちん ちょうだい
おたらく 冗談・でたらめ おたらく こいてちゃかん
おたんちん 馬鹿にして言う言葉  
おだんま お手玉  
おちてる (ブレーカーが)作動してる ブレーカーがおちてるもんで点きゃへんだ
おちゃのこ 朝食  
おちゃんこ 正座 ちゃんとおちゃんこしな
おついたち 1日  
おっかさ 母親  
おっかさ 女房 おめーらん おっかさも ほったー もってるぜ
おっかさ おばちゃん おっかさらが油うってらー、おっかさらがくだまいてら
おっかさら おばさん達 おっかさらがくだまいてら
おっかない 怖い、恐ろしい おっかないで一緒にいってよ
おっかなびっくり おそるおそる おっかなびっくりしながら入ってく
おっかねえ 怖い おっかねえでいっしょに行ってくれ
おっくう 面倒 おっくうだやあ
おつけ 御汁、吸い物の汁  
おっことす おとす おっことすといかんで これ入れてきな
おっさま 和尚さま、お坊さん おっさまの お経が しまうまで待ちな
おっしい 味噌汁 このおっしいしょっぱいぞ
おっついた 追いついた おめ-早いもんでやっとおっついた
おっつけ まもなく おっつけやってくる
おっとい 一昨日  
おっぽ 尻尾  
おてしお (醤油などを入れる)小皿  
おてんとうさま 太陽  
おとうふ 幼い子をルール外で一緒に遊ばせる ちいちゃいで あんたはおとうふ 
おどける 驚く、びっくりする 陰から出てくるもんで おどけるじゃん 
おとっさ 父親、旦那、おじさん おめえらん おとっさは どこいってるだあ
おとっさら おじさん達  
おどびん やかん・土瓶・鉄瓶 湯沸し用
おとましい 辛い、きつい、苦しい、疲れる おとましいでかわって 
おとんぼ 末っ子  
おにっこ おにごっこ  
お年忌 法事 お年忌だで篭盛持ってかにゃ
おばあさ おばあさん  
おばぐるま 乳母車  
おはり 裁縫  
おびいわい 妊娠五ヶ月目の祝い 帯祝いだで岩水寺へ行った
おひさん お日様・太陽  
おひなさま 雛人形  
おひる 昼食、昼飯 お昼食べたけ
おびとろま 帯を解いて前がはだけている様子  
おひんぶる 気取ってる おひんぶってどこ行くだあ
おぶう 背負う  
おぶさる 背負われる  
おべんちゃら おせじ  
おぼえさらん 覚えきれない いっぺんにゆったじゃおぼえさらん
おみあげ おみやげ  
おみおつけ 味噌汁  
おみや 神社  
おみょうつけ 味噌汁  
おめえら お前ら おめえら さぼるなよ
おめえらん お前の おめらんちは どっちだあ
おもて 前の家 おもてへ ゆいつぎいってくる
おもうさま 思いっきり おもうさまなぐられた
おもる おごる・ごちそうする おもるで行くか、おもってやるで行くか
おもる 沼に足をとられる 溺れる おもるでそっち いっちゃいかん
おやく 親戚  
おやす 壊す、悪くなる 腰をおやしちゃいかんに
おら おれ  
おらんとこ 自分の家 おらんとこにあるで持って来るか?
おれら 自分達 おれらんとこはいるか
おれんくなる 居れなくなる 恥ずかしくおれんくなる
おれんち 自分の家 おれんちで待ってるか
おわらす 終わろう これでおわらす
おわらん 終わらない  
おんなのしゅう 女姓達 女の衆は三時までに来ておくっせえ
おわんなよ 終わりなよ 暗くなったでおわんなよ 
おんし おまえ おんしら なにやってるだあ
おんしゃ おまえ  
おんしゃら おまえ達 おんしゃらえらそうこくな
おんしら おまえ達 おんしらしらんか
おんつう おんつうだけじゃ こんぼうできんぞ
おんない 寄ってきな 家におんないか
おんなし 同じ これとこれは おんなしじゃん
おんぶう 背負う あっかあおんぶってく(赤ん坊を背負っていく)