「稲生物怪録」より
へいたろうは、ばけもののすむという山へきもだめしに出かけますが、うちに帰ると、次々に奇怪な現象が起こりはじめました。座敷に水があふれたり、お皿がとびまわったり、ふとんの上に女の顔が浮かんだり･･･。でも、へいたろうはちっともこわがったりしません。最後には、とうとうばけもののほうが降参して出て行きました。いつもいっしょにいる黒猫の動きや様子にもご注目！

ポピーと犬のマックスはいろんな動物のまねをします。ペンギンのまねをしてよちよち歩いたり、カンガルーのまねをしてピョンピョンはねたり･･･
カラフルな色とポピーの生き生きした表情が読んでいる人を楽しい気持ちにしてくれます。

ベッドにはいってねようとすると、ぼくのとなりにだれかいる!
「パパーッ」･･･。あとは読んでのお楽しみ。
かいじゅうの子からみると人間の子が“かいじゅう”で人間の子から見るとかいじゅうの子が“かいじゅう”になっていて、両方の視点からお話が成り立っているところが新鮮です。