お知らせ-ジャンプボ−ル [ フル スクリ−ン表示 ] [ もくじの表示 ] [ 前画面にもどる ]

今月のお薦め本です
お話サークルがらがらどんが、自信を持ってお薦めします
本の表紙絵の掲載は、出版社の了解済みです。)
いろいろ取り揃えています
お薦め その1 「ねこのせんちょう 」 マドレーヌ・フロイド/作 木坂涼/訳 セーラー出版

【2006年4月発行
まず、表紙のねこの堂々とした姿に感服させられます。じっとこちらを見据える目に吸い寄せられてしまいそうです。ねこの名前は“せんちょう”立派なねこです。とはいっても日常生活はほかのねこと同じ。昼寝がすきで家のなかにはいくつかのお気に入りの場所があります。からだをきれいにして、ごはんを食べて、月明かりの晩にはボートをこいで恋人に会いにいきます。ねこの表情、しぐさや行動がこれほどまで真に迫った絵本はほかにないかも・・・と思える本です。

お薦め その2 まっくろちゃん こいわいさとこ 新風舎

【2006年2月発行】
これもねこの本。こちらはちょっとおちゃめで愛嬌のあるねこです。じぶんのなわばりに異変を感じたまっくろちゃんが、獲物をさがしてはなをくんくん、ひげをちろちろ、気づかれないようにそおっとそおっと近づいていきます。そして、りんごの上の虫にとびかかるところは圧巻です。ねこの一挙一動が本当のねこを見ているような絵本です。

お薦め その3 わら加工の絵本 宮崎清/編 水上みのり/絵 農山漁村文化協会
 【2006年3月発行】
50年ほど前まで、わらで作った製品は日本人の生活に欠かせないものでした。畳、ぞうり、かご、おつひ入れなど、どれもわらの特徴を生かした製品であり、私たちの先代の人々はそれらをすべて手作業で加工し使ってきました。ほころびれば補修したり用途を変えたりして利用し、最終的には大地にもどり土を豊かにし、また新しいわらを育てるという究極のリサイクル製品でもあったのです。実用品としてだけではなく、しめ縄として祭事にも重要な役割をしてきました。 わらってすばらしい!日本の文化ってすごい!と目からウロコのおちる本です。


お薦め その4 人にはどれだけの土地がいるか トルストイ/原作 柳川茂 小林豊 いのちのことば社フォレストブックス
 【2006年4月発行】
自分の土地がほしいと思った農夫は、借金をしてなんとか土地を手にいれました。念願がかなった農夫は寝る時間も惜しんで働きました。ところがまわりの農夫とのいざこざが起こり、今までの土地を手放しもっと広い土地を手に入れました。ところが、その土地だけでは物足りなくなった農夫は、たまたま遠くから来た商人に耳よりな話をきいて土地をみにいきました。そこでは1日に歩いた分だけ自分の土地にしてよいということでした。少しでも多くの土地を手に入れようとした農夫は・・・。最終的に人にはどれだけの土地が必要なのでしょうか。最後まで読めば納得できます。含蓄のあるお話です。中学生対象の読み聞かせに最適です。原作もぜひ薦めたいです


お薦め その5 鳥の巣いろいろ 鈴木まもる/作・絵 偕成社
 【2006年4月発行】
鳥の巣は何でできているか知っていますか?枯葉や木の枝はすぐ思いつきますね。その他、コケやはね、土をかためたものや、ヘビの抜け殻(!)で作る鳥もいるんですよ。形もいろいろ、巣を作る場所も鳥によってさまざまです。どの鳥も大切なたまごを守るためにいろんな工夫をしています。




今までの お薦め本 リスト
今月のお薦めの本へ戻る 2000年 9月 10月 11月 12月

2001年 1月 2月 3月 4月  5・6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2002年 1月 2月 3月 4月 5・6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2003年 1月 2月 3・4月  5月 6月 7月 8月 9月 10・11月 12月

2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2005年 1月 2月 3・4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2006年 1月 2月 3月 4月  5・6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2007年 1月 2月 3月 4月  5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

 
2008年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

ゴメンください。 私、カルロロカルロと申します。

[ もくじの表示 ] [ 前画面にもどる ]