日本での初版は1978年。復刊絵本です。たまごを売ったらめんどりをかって、ひよこをふやして、ひつじとがちょうをかって、そしてぶたと牛をかって･･･。おばさんの夢はどんどんふくらんでいきましたが･･･。ふくよかで人のよさそうなおばさんがとてもいい感じです。

はやおきをしたチリとチリリは自転車で森に出かけました。ふたりは喫茶店に入ったり、サンドイッチやさんでサンドイッチを買って池のほとりで食べたりしました。そして日がくれたのでホテルに泊まることにしました。抱きしめたくなるようなかわいらしい絵本です。

ブルーボンネットと呼ばれる青い花の由来について語られたアメリカ南部先住民コマンチ族の伝説です。日照りと飢饉にみまわれた村を救うため、＜ひとりでいる子＞と呼ばれる女の子が自分の宝物の人形をいけにえにささげます。そのおかげで村は救われました。

ぼくの家族はこの前の日曜日、動物園へ行った。途中、渋滞にはまりお父さんは自分の冗談に一人でうけている。ゴリラをみたいんだけど、その前にたいくつな動物ばかり見なくてはいけなかった。弟とけんかをすると、ぼくばかりしかられる。檻にいる動物はどれも悲しそうだし、この家族もちっとも楽しそうではないけれど、なぜか心ひかれる絵本です。ワニの足をした女性や猿の子どもがお客のなかまぎれていたりして、それを見つけるもの楽しいです。1993年ケイト・グリナウエイ賞受賞。