市場へ馬を買いにいったダーは、かぼちゃを「うまのたまごだ」とだまされて買います。そのたまごからは、たしかに足の速い動物がうまれ、逃げていきました。ダーはいっしょうけんめい追いかけました。
おおらかでユーモアにあふれたベンガルのお話です。

むかし、ある国の王さまに三人の王子がいました。王さまはこの世で一番賢い犬をつれてきたものを次の王にしようといいました。三人の王子はそれぞれ、別々の方角へと向かいました。最後は、ばかにされていた末の息子が幸せになるという昔話によくあるパターンです。カインの繊細な絵と独特のユーモアのセンスが光る絵本です。