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今月のお薦め本です
お話サークルがらがらどんが、自信を持ってお薦めします
本の表紙絵の掲載は、出版社の了解済みです。)
いろいろ取り揃えています
お薦め その1 「おとうさんの絵」 相馬公平/文 忌野清志郎/絵 マガジンハウス
【2003年10月発行】

ぼくは図工の時間に大好きなおとうさんの絵をかいた。髪の毛をふさふさにかいてしまったけれど、本当はぼくのおとうさんははげなんだ。でも、いっしょに野球をやる時のおとうさんはかっこいい。ぼうしをかぶるとひきしまった顔になる。

おとうさんの表情がとてもすてきです。風にあおられて少ない髪の毛があっちこっちにむいているところも、野球ぼうがぬげた頭に汗が光っているところも、いつもお父さんは明るく、力強く、そして何より家族に対する愛にあふれています。つい、うそをついてしまった子どもの葛藤にも共感できます。

お薦め その2 「うさぎのおるすばん」 イ.ホベク/作 黒田福美/訳 平凡社
【2003年9月発行 】

家の人が留守の間に、うさぎが家の中で好きなことをやります。お菓子を食べながらビデオをみたり、おじょうちゃんのチマチョゴリを着てみたり・・・。みんなが帰ってくる前にちゃんと自分の場所にもどったのですが、あちこちに「おとしもの」をしてしまいました。 うさぎが人間のまねをするところが楽しいです。聞き手の子どもは主人公のうさぎになって、いっしょにいたずらを体験できるのではないでしょうか。

お薦め その3 「ぐりとぐらとすみれちゃん」 なかがわりえこ/さく やまわき ゆりこ/え 福音館書店
【2003年10月発行 】

ぐりとぐらの新シリーズ。「こどものとも」2000年4月号として出版されたものが、ハードカバーになりました。
野ねずみのぐりとぐらのところに、すみれちゃんが大きなリュックをしょってやってきました。リュックの中身は、かぼちゃ。
なかなか割れない大きなかぼちゃは、その名も「すみれかぼちゃ」。ぽーんと放り投げたかぼちゃに森の仲間も集まってきちゃいます。ぐりとぐらは、どんなかぼちゃ料理を作ったのでしょう。あの歌も歌いますよ。「ぼくの名前はぐりとぐら このよでいちばんすきなのは・・・」ってね。
ここにでてくるすみれちゃんは、存在しました。大きな子供さんには、少し、お話の裏側のお話もしてもよいかもしれませんね。

お薦め その4 「ふゆじたくのおみせ」 ふくざわゆみこ/作 福音館書店
【2003年09月発行 】

クマさんとヤマネさんのところに“ふゆじたくのおみせ”から手紙が届きました。お店には冬支度のためのさまざまな品物が並んでいます。いものつめあわせはどんぐり100こ、クッションはどんぐり70この値段です。ヤマネさんはクマさんに白い立派なセーターをプレゼントしようと思いました。クマさんはヤマネさんに小さな赤いチョッキをプレゼントしたいと思いました。二人はいっしょうけんめいどんぐりを集めます。どのページも秋の木の葉の色がとてもきれいです。

お薦め その5 「ゆらゆらばしのうえで」 きむらゆういち/文 はたこうしろう/絵 福音館書店
【2003年10月発行 】

はげしい雨の後、一本の丸太橋が、うさぎときつねを乗せたまま、岸から離れてゆらゆら動き始めました。お互いバランスのとれるところで向かい合い一夜を明かします。 一晩語り合ううち、追うものと追われるものの間に相手をいとおしむ気持ちがうまれます。「あらしのあとで」のシチュエーションを連想しますが、落ちたら一巻の終わりという究極の状況の中でのストーリー展開に最後までハラハラさせられます。


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ゴメンください。 私、カルロロカルロと申します。

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