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今月のお薦め本です
お話サークルがらがらどんが、自信を持ってお薦めします
本の表紙絵の掲載は、出版社の了解済みです。)
いろいろ取り揃えています
お薦め その1 「いつもだれかが・・・」 ユッタ・バウアー/文・絵 上田真而子 徳間書店
【2002年12月発行】

ぼくが、病院にお見舞いに行くと、おじいちゃんはよくお話をしてくれます。“ぼうや、わしは なにをしても うまくいったんだぞ・・・“と。子どもの頃、バスにひかれそうになったり、大きな穴に落ちそうになったこともありました。大きくなって戦争にも行きました。悲しいこと、苦しいこともありましたが、なんとかうまくきりぬけてこられましたそれは、きっと目に見えない天使が手をかしていてくれたのかもしれません。人生、自分の力だけで生きているような気になりがちですが、本当はみんなこんな天使の力に支えられて生かしてもらっているのではないでしょうか。とても感動しました。大切にしたい一冊です。

お薦め その2 「ペンキや」 梨木香歩/作 出久根育/絵 理論社
【2002年12月発行 】

ペンキやのしんいちは、お父さんのお墓を探しにフランスへ渡りました。その船の中で、不思議な女の人に会いました。その女の人はやはりペンキやだったしんいちのお父さんのことを知っていました。そして、しんいちにこの船をユトリロの白でぬってくれるよう頼み、お父さんの使っていたハケが船の中に残っていることを教えてくれます。日本に帰ったしんいちはそのハケのおかげでお客さんに満足してもらえる仕事をすることができました。年をかさね、しんいちはまたあの不思議な女の人に会い、仕事を依頼されます。その後しんいちは心臓まひで死んでいるのを発見されました。梨木ワールドともいえる独特な雰囲気のある絵本です。ご一読下さい。

お薦め その3 オレ・ダレ」 越野民雄/文 高畠純/絵 講談社
【2002年12月発行】

深い青色の夜空に、黄色の月と星。ある動物が見開きいっぱいに黒いシルエットで描かれています。「オレ、せがたかい。すごくとおくがみえる。でも、あしがとってもほそい。だから きをつけないとつまずいたらヤじゃない。オレ、ダレだ。」・・・そう、こたえはキリン。他にもいろんな動物がでてきます。シルエットは単純で、答えは簡単ですが、それぞれの動物の自己紹介文がユニークで、その動物の性格まで読み取れます。低学年の読み聞かせ向き。


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ゴメンください。 私、カルロロカルロと申します。

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