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今月のお薦め本です
お話サークルがらがらどんが、自信を持ってお薦めします
本の表紙絵の掲載は、出版社の了解済みです。)
いろいろ取り揃えています
お薦め その1 「らしょうもんのおに」 馬場のぼる ・文 馬場のぼる・絵   こぐま社
1994年 出版】

 
羅生門といえば芥川竜之介の小説を思い浮かべますが、ここに出てくるのは、お掃除好きの
気のいい鬼です。自分の父親にそっくりの鬼の塔楼を手に入れようと奔走するのですが、親切が
裏目に出て、人間に捕まってしまいます。けれども鬼は人間なんて目じゃないのです。最後には
つむじ風が吹いて・・・。読み聞かせには少し長いお話ですが、鬼のキャラクターが魅力的で、
楽しく読めます。
                             
お薦め その2 「雪の写真家 ベントレー」 ジャックリーン・ブリッグズ・マーティン メアリー・アゼアリアン・絵 BL出版
【1999年 出版】
 
幼い頃から雪を愛し、雪の結晶の写真撮影に一生を捧げた実在の人物、ウィルソン・ベントレーの
生涯を描いた絵本です。ウィリーの純粋な情熱とともに、深い家族愛を感じるお話です。自分の生き方を
考え始める中学生にも訴えるものがあるようです。1999年度コールデコット賞受賞。
お薦め その3 いつかどんぐりの木が イヴ・バンティング・作 ロナルド・ハイムラー・絵 はしもとひろみ・訳 岩崎書店
【2000年10月31日 出版】
 
アリスのうちのはらっぱにある大きなドングリの木が化学薬品のせいで、よわっていってしまった。

この木には 家族のいろいろな思い出があるし、道行く人に安らぎの場を与えてくれていたのに・・・。

木のおいしゃさんや近所の人達の懸命の努力や、見知らぬ人からの励ましにもかかわらず、木はもはや生きる力を失ってしまった。

だれもがあきらめてしまった時、アリスに一すじの希望の光が・・。「そうだ、あのドングリがあった!」

一本のドングリの木をめぐる人々の思いや、人と人とのつながりが、アリスの目を通して静かに語られ、

読み手にみずみずしい感覚を呼びおこしてくれます。水彩画の繊細な絵がきれいです。
お薦め その4 キャットインザハット ドクター・スース・作 いとうひろみ・訳 川出書房新社
【2001年1月20日 出版】
 
兄と妹の2人のきょうだいが留守番をしていると、ぼうしをかぶったへんなねこ”キャット・イン・ザ・ハット”がやってきて

とんでもないことをしでかしはじめ、家の中はめちゃくちゃに・・・。

リズミカルな文章とユーモアのある生き生きとした絵。とにかく楽しい本です。

ドクター・スースの本は他に「王さまは竹うま」「ふしぎな500のぼうし」「ぞうのホートンたまごをかえす」(いずれも偕成社)があります。
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ゴメンください。 私、カルロロカルロと申します。

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