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今月のお薦め本です
お話サークルがらがらどんが、自信を持ってお薦めします
本の表紙絵の掲載は、出版社の了解済みです。)
いろいろ取り揃えています
お薦め その1 「ワニくんのふしぎなよる みやざきひろかず/さく・え BL出版

“うちゅうじんているのかな”と思いながら望遠鏡をのぞいていたワニくんの目の前に本物の宇宙人が現れました。
その宇宙人は、ワニくんのうちに勝手に入るわ、冷蔵庫を開けて中のものを食べるわ、テレビゲームははじめるわで、ワニくんはふりまわされっぱなし。でも、そのうち少しづつコミュニケーションがとれるようになりました。

“おとうさんやおかあさんや家族はいないの?”ときくと宇宙人は急にベッドからはねおきて玄関の外へ。てっきり帰ったとばかり思っていたら・・・。
ずうずうしいのになぜかにくめない宇宙人とワニくんの相変わらずのおとぼけぶりが妙にマッチしていて楽しい絵本です。

[宇宙言語解読表]を使ってあちこちに出てくる宇宙語を解読するのも面白いよ。

お薦め その2 「びりっけつのビッケ」 山口理/作 矢島眞澄/ 文研出版

ドジな悪魔ととてもこわがりな男の魂をかけたお話。
前半の男のこわがりぶりがとても面白いです。後半は少しシリアスな展開になります。
人間の優しさにふれ心を動かされた悪魔ですが、やっぱり悪魔の世界ではびりっけつのまま。そんな悪魔に同情してしまいます。

お薦め その3 「仙人ときこり」 神谷丹路/文 金正愛/ 岩崎書店

きこりは水浴びをしている仙女の羽衣をかくし、その仙女をおよめさんにして幸せに暮らしていました。ところがある日、仙女のたのみで羽衣をとりだすと、仙女は3人の子どもを連れて、天にのぼっていきました。きこりは妻と子どもを追って天までのぼっていきましたが、地上に残したお母さんのことが心配で、天の馬にのっておかあさんの様子をみにいきます。すると・・・。日本にもお同じようなお話がありますよね。結末からすると、親思いの優しいきこりがかわいそうかなと思うのですが、全体的には、明るい色彩と、ふっくらした絵の感じから、素朴な温かみのあるお話になっています。

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ゴメンください。 私、カルロロカルロと申します。

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