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今月のお薦め本です
お話サークルがらがらどんが、自信を持ってお薦めします
本の表紙絵の掲載は、出版社の了解済みです。)
いろいろ取り揃えています
お薦め その1 「どうぶつさいばんライオンのしごと 」 竹田津実/作 あべ弘士/絵 偕成社

【2004年9月発行】
タンザニアの草原にコビエと呼ばれる大きな岩がありました。ある日、その岩でさいばんが開かれることになり、草原のどうぶつたちがあつまってきました。うったえたのはヌーの子ども、うったえられたのはライオン、さいばん長はハイラックスです。ヌーの子どもはおかあさんがライオンにころされたとうったえましたが、それに対してライオンは反論します。それぞれの弁護士が証人をよんで討論をくりひろげていきます。自然界のバランスをわかりやすく教えてくれる絵本です。ハイラックスさいばん長の理性的でありながら優しさにあふれた判決が見事です。

お薦め その2 「美女と野獣 」 ボーモン夫人/作 ビネッテ・シュレーダー/絵 ささきたづこ/やく 岩波書店

【2003年11月発行】
ベルと呼ばれる美しい娘が野獣の城へ捕らわれの身となり、毎晩現われるおそろしい顔の野獣と暮らすことになります。外見はおそろしくても、やさしい心をもつ野獣にベルはしだいに惹かれていきます。 昔からさまざまな形で語られてきた愛の物語にビネッテ・シュレーダーが幻想的で美しい絵を描いています。宝石のような一冊です。

お薦め その4 「ドラゴンだいかんげい? 」 デイヴィット・ラロシェル/文 長友慶子/訳 脇山華子/絵 徳間書店

【2004年11月発行】
「犬をかいたいんだけど」ってぼくがいったら、ママは「だめ」だって。「ドラゴンをかいたい」っていったら「みつかったらかってもいい」と言われ、ぼくはドラゴンを探しに出かけた。公園、海べ、森・・・どこへいってもドラゴンはみつからない。でもとうとう見つけた!そのドラゴンをなんとかうちへつれて帰ったものの、ドラゴンはやりたい放題。ママはかんかんに怒った。そこでぼくはある方法を思いついた。ママはおしゃれで、ぼくは一途でとってもかわいいし、ドラゴンはジコチューと登場人物のキャラクターがそれぞれとってもチャーミングです。

お薦め その4 「こねこのチョコレート 」 B.K.ウィルソン/作 大社玲子/絵 小林いづみ/訳 こぐま社

【2004年11月発行】
ジェニーは4歳の女の子。明日は弟の誕生日です。ジェニーはプレゼントに「こねこのチョコレート」を買いますが、その晩、おいしそうなチョコレートのことばかり考えて眠れなくなってしまいます。「一つだけ」のつもりが、もうひとつ、もうひとつ・・・といっている間に箱はからっぽになってしまいました。次の日、ジェニーはみんなの前でとてもはずかしい思いをしますが、飼い猫がチョコレートのかわりにすてきなプレゼントを用意してくれました。ジェニーの気持ちが絵によくあらわれていて、お話をきいている子どもたちはジェニーになりきって体験を共有できるようです。


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ゴメンください。 私、カルロロカルロと申します。

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