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今月のお薦め本です
お話サークルがらがらどんが、自信を持ってお薦めします
本の表紙絵の掲載は、出版社の了解済みです。)
いろいろ取り揃えています
お薦め その1 「絵かきさんになりたいな 」 トミー・デ・パオラ/作 福本友美子/訳 光村教育図書

【2005年6月発行】
トミーは大きくなったら絵かきさんになりたいと思っていました。トミーはいつも絵をかいていました。トミーがかいた絵はお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんが家の中やお店にかざってくれました。でも、学校の絵の授業では紙を1枚しかくれません。それに自分の64色のクレヨンは使ってはいけないといわれました。けれどもバウアーズ先生はトミーのことをちゃんとわかってくれました。そしてトミーは今でも絵をかいています。トミー・デ・パオラの絵本にでてくるキャラクターがあちこちに出てくるのも楽しめます。

お薦め その2 「おじいちゃんがおばけになったわけ」 キム・ボッフス・オーカソン/文 エヴァ・エリクソン/絵 菱木晃子/訳 あすなろ書房

【2005年6月発行】
死んだはずのおじいちゃんが夜になるとエリックのところへやってきました。この世に忘れものがあるのでおばけになって出てきたらしいのです。エリックとおじいちゃんは毎夜、忘れものをさがしはじめます。最後にはやっと忘れものが見つかりました。二人が忘れものを見つける間、おじいちゃんは自分の人生を振りかえり、エリックもまたおじいちゃんと過ごした楽しいひと時を思い出します。人が死を受け入れるとはどういうことかが納得できる絵本です。高1の息子曰く「これ最後、涙が出そうになった」

お薦め その3 「ねっすてきでしょ」 ふくだとしお/絵 ふくだあきこ/文 幻冬舎
 【2005年7月発行】
ありくんが散歩に行くとあかいお山がありました。登ってみると、それはにわとりさんのあたまでした。「ねっすてきでしょ」しろ、くろ、しろ、くろ・・・なにかな?しまうまくんのせなか。「ねっすてきでしょ」繰り返しやリズム感のある言葉とシンプルでくっきりした絵。なぞなぞの要素があるストーリー展開が幼児から小学校低学年の読み聞かせにぴったりです。

お薦め その3 「ブライディさんのシャベル」 レスリー・コナー/文 メアリー・アゼアリアン/絵 千葉茂樹/訳 BL出版
 【2005年8月発行】
1856年、ヨーロッパからアメリカへ渡るブライディさんは一本のシャベルをもって出発しました。このシャベルは船の中では体を支えてくれたし、荷物をくくりつけて肩にかつぐ時にも役に立ちました。部屋と仕事を見つけた時にはシャベルで裏庭に花壇をつくりました。でも決していいことばかりではありませんでした。「生きる」ってこういうことだと感じさせてくれる本です。メアリー・アゼアリアンの本には「雪の写真家ベントレー」(1999年コールデコット賞受賞作)「雪原の勇者」があります。どれも素朴で力強く生きる人の姿が印象的です。

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ゴメンください。 私、カルロロカルロと申します。

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