2011年1月のお薦め本

お話サークルがらがらどんが、自信を持ってお薦めします
（本の表紙絵の掲載は、出版社の了解済みです。）

「どれどれ　どこどこ？」

中村牧江/ぶん

林健造/え

　ひさかたチャイルド　

【2010年11月発行】
　おや？おなじひとがいるよ。どれどれ…どこどこ？犬を連れて散歩している人、ねこにえさをあげている男の子、じっと立って犬を見つめる女の子…いろんなポーズをした人のシルエットが、きれいな色で描かれています。あなたも同じ人を探してみてね。ページをめくるたびに難しくなるよ。

	「おばけかな？」	いちかわけいこ/作	西村敏雄/絵	教育画劇
【2010年6月発行】　ひなこちゃんがお散歩に出かけると、竹やぶがザワザワー、ザワザワーとなりました。「あれ？だれかいるような…」でも、だれもいません。だけど、よくみると、やっぱり竹やぶの中にはおばけが…。おおきな井戸からポチャーンと水の音が聞こえてきます。「あれ？なにかいるような…」でも、暗くて何もみえません。だけど、やっぱり、おばけがいるような…。かくれているおばけを探すのが楽しい絵本。どこかユーモアのあるおばけがとても魅力的。

	「おはなしだいどころ」	さいとうしのぶ/作・絵	PHP
【2010年10月発行】　ほうちょう、しゃもじ、スポンジたわし、かつおぶし、うめぼし、カレールーなど、台所にある道具や食べ物が、いろんなお話をしてくれます。失敗したり、けんかをしたり、得意になったり、感謝されたり…いろんなことがあるんです。さいとうしのぶさんの絵がとてもかわいくて、思わず“くすり”と笑ってしまうエピソードが満載。幼児から大人まで楽しめる絵本です。

	「かあさん　どうして」	谷川俊太郎/詩	中村悦子/絵	佼成出版社
【2010年7月発行】　「かあさん　かわは　どうして　わらっているの」「たいようが　かわを　くすぐるからよ」「かあさん　かわは　どうして　うたっているの」「ひばりが　かわの　こえを　ほめたから」・・・「かあさん　かわは　どうして　やすまなの」「それはね　うみの　かあさんが　かわの　かえりを　まっているの」美しい言葉と、美しい絵、その余韻がいつまでも心に残る素敵な絵本です。

	「フィボナッチ　自然の中にかくされた数を見つけた人」	ｼﾞｮｾﾌ･ﾀﾞｸﾞﾆｰｽﾞ/作	ｼﾞｮﾝ･ｵﾌﾞﾗｲｴﾝ/絵	渋谷弘子/訳	さ・え・ら書房
【2010年9月発行】いつも数のことしか考えていなくて「のうなし」と呼ばれた少年レオナルドが、歴史に名を残す数学者となった物語。お話の中には、うさぎの繁殖に関する文章題や“フィボナッチのうずまき”のかき方など、数学に関する興味深いエピソードもはいっています。

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	くれよん　れすとらん」	まつながあき/さく	はやしるい/え	くもん出版
【2010年12月発行】　　黄色いくれよんが、ふんわりと丸をかくと、オムレツができました。オレンジのくれよんが、くるくる長い線をかくと、スパゲティができました。茶色、みどり、ピンクのくれよんが、次々とおいしいものを作っていきます。何ができるのかな？とワクワクしながらページをめくって、最後はすてきなおこさまランチになって大満足！