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今月のお薦め本です
お話サークルがらがらどんが、自信を持ってお薦めします
本の表紙絵の掲載は、出版社の了解済みです。)
いろいろ取り揃えています

お薦め その1 とんぼ チョン・ジョンチョル/詩 イ・グヮンイク/絵 おおたけきよみ/訳 岩崎書店 

【2011年8月発行】
野原の花の下で死んだとんぼは、ありたちによってばらばらにされ、運ばれ、そしてまた新たな生命へと引き継がれていく。そんな自然の摂理を14歳の少年が詩にしたものに、画家のイ・グヮンイクが美しい絵をつけた絵本です。とにかく色彩がきれいで、絵が素晴らしいです。“あっ、こういう表現ができるんだ”と目からウロコがおちた一冊です。ぜひ、手にとってゆっくりとページをめくってみて下さい。



お薦め その2 じゃがいも畑 カレン・ヘス/文 ウェンディ・ワトソン/絵 石井睦美/訳 光村教育図書
【2011年8月発行】
 ぼく達三人兄弟は、ある夜、ケニーさんのじゃがいも畑にしのびこんだ。とり入れの後、畑に残ったじゃがいもを袋につめて、やっとの思いで家に帰ってきたけれど、袋の中はほとんど石ころだった。さらに悪いことには、お母さんが帰ってきて、それを見つかってしまったのだ。本当はお母さんに楽をしてもらおうと思ってやったことなのに…。ぼく達はケニーさんの家にじゃがいもを返しにいった。けれども、ぼく達がやったことは、ケニーさんにとってはいいことだったんだ。最後はハッピーエンドで“よかった”と思えるお話です。
 「そのとき、ぼくはわかったんだ。母さんがぼくらをとっても愛してるってことを。それで、母さんの愛情が、あのちっぽけなじゃがいもをおいしいじゃがいも料理にしたみたいに、ぼくらをいい子どもに変えてしまえるってことにさ。」親が子を思い、子が親を思う。世界中、いつの時代でもかわらない思いがギュと詰まった一冊です。


お薦め その3 いちにちのりもの ふくべあきひろ/さく かわしまななえ/え PHP研究所
【2011年12月発行】
 のりものが大好きな男の子が、一日、のりものになってみることにしました。まずは三輪車。でも、背中に乗られると・・・おもたいよぉ。次はショベルカー。ガガガガガガ…ショベルカーって歯がいたいよぉ。新幹線、ロープウェイ、ミキサーしゃ…いろんなのりものになってみますが、どれも、けっこう大変。やっぱり、のりものは乗るほうがいいなぁ。


お薦め その4 あいうえおみせ 安野光雅/さく 福音館書店

【2012年1月発行】
 この絵本の上半分は、「あ」あめや、「い」いしやきいもや、「う」うんそうや、「え」えんとつや、「お」おけや…というふうに、あいうえお順にいろんなお店が並んでいます。絵本の下半分は、「い」いしゃ、「ろ」ろくろや、「は」はなや、「に」にまめや…と、いろは歌順にお店が並んでいます。
 安野さんの絵からは、昭和の懐かしい雰囲気が伝わってきます。見ればみるほど、絵の中からいろんな物語が立ち上がってきます。じっくりと味わいたい一冊です。大人の方にもおすすめです。






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ゴメンください。 私、カルロロカルロと申します。

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